フランツ・リストも演奏したことのある、ユダヤ教徒街にあるシナゴーグです。
地図と最寄駅
Astoria駅から徒歩3分で行けます。
地下鉄:Astoria(M2)
トラム:Astoria(47、48、49)
バス:Astoria (9、100E、916)
※()内は路線番号
開館時間
開館
4月〜10月:日曜日〜木曜日の10:00〜17:30、金曜日の10:00〜16:30
11月〜2月:日曜日〜木曜日の10:00〜15:30、金曜日の10:00〜13:30
3月:日曜日〜金曜日の10:00〜15:30
閉館
土曜日
どこかエキゾチックな建物
かなり大きな建物です。
入口付近には人がたくさん。
チケットオフィスでチケット購入
入口の向かって左側のチケットオフィスでチケットを買えます。一人2,000フォリントなり。
セキュリティチェックがあります
入口入ってすぐに、セキュリティチェックがあります。カバンを開けて、手荷物を見せましょう。
セキュリティチェックを通り過ぎると、建物への入口があります。
「シナゴーグでのガイドツアーは、ブダペスト・ユダヤ人・コミュニティによってライセンスを与えられたガイドのみが実施できます」
男性はキッパーを着用すること
建物に入ると、男性はキッパーという小さな帽子を貰います。マナーなので、これを被りましょう。
男性はこのように頭に着用します。
綺羅びやかな建物内
とてもキレイな内観。ガイドさんによる説明が3グループくらいで行われていました。
天井が高く、変わったシャンデリアも見えます。
建物の隣にはユダヤ人の墓地があり、ホロコーストの犠牲者を含む2万人が眠っているそうです。
ホロコーストの展示もありました
訪問した2018年3月、墓地の敷地内でホロコーストを新しい世代へ伝えるための展示がありました。
たくさんの生存者による声が掲示されており、どの展示もとても悲しく心を打つものでした。下の画像は特に印象に残っている展示です。
ここ(here)
私達は、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で行進している時、Maxが1人でいるのに気付きました。そして私達は彼の元へ行き、元気付けようと思いました。彼とその逞しい両腕と腕を組み、彼と一緒に行進しました。ゲートに差し掛かった時、私は「あなたの家族は?」と尋ねました。すると彼は立ち止まり、目は涙で溢れ、地面を指差し、一言だけ言いました。「ここ(here)」と。それが彼が言ったただ唯一の言葉でした。「ここ」は、彼の家族が殺された場所でした。