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Movo VXR10レビュー:わずか8cm。Web会議やVlogの質を上げるショットガンマイク

ガジェット

在宅勤務が増え、ZoomなどでのWeb会議の機会も増えました。

そんなわけで自宅のWeb会議環境を良くすべく、Web会議用マイクとしてショットガンマイクを買いました。コンパクトで良いですよ。

開封

スッキリした色合いのボックスが届きました。

中に入っていたものです。取説もありました。

マイク本体は縦約8cm、直径約2cmととてもコンパクト。

マイク集音部。

集音部の反対側にオーディオケーブルジャックがあります。

オーディオケーブルは2種類。蛇腹のない方の長さは約40cmでスマホ用です。

スマホ用ケーブルの片方の端子は、黒い線が3本ある4極プラグです。

本体に挿すとこんな感じ。

ショックマウントは2つ付属していました。

マイクの装着方法は本体をはめ込むだけ。

ネジ穴の口径は1/4。

ウインドマフも付属しています。

本体に付けたところ。当たり前ですがピッタリです。

スペック

指向性Cardioid(単一指向性)
周波数特性35 Hz to 18 kHz, +/-3dB
入力感度-42dB +/- 1dB/0dB=1V/Pa, 1kHz
SN比76dB
出力コネクタ3.5mm TRS Mini-Jack (for Cameras, Recorders & Camcorders)
3.5mm TRRS (for Smartphones, Tablets, & Mac)
電力No Battery
寸法(LxD): 0.86 x 3.2″ (2.2 x 8.1cm)
重量51g

特徴

特定の方向の収音に強い

VXR10はショットガンマイク。マイクが向いている方向以外からの音を拾いにくいです。

ショットガンマイクは雑音を避けて人の声を中心に録音したい時に役立ちます。

1人で参加するWeb会議や、野外でのVlogなどで役に立ちそうです。

3色ある

黒、グレイ、ピンクの3色があります。ショットガンマイクではちょっと珍しい。

小さい

長さ約8cmとかなり小さいです。

Jobyのミニ三脚に載せてみました

小さめのミラーレスカメラにつけてもバランスが良いです。

SONY α6300に載せてみました

いろんな機器で使える

オーディオケーブル接続なので色んな機器で使えます。

スマホやデジカメ、オーディオレコーダーはもちろん、GoProなどのアクションカメラやタブレットやPCなど、色んな機器で使えます。

小さいのでスマホに接続して使う場合も取り回しが楽です。

バッテリーが不要

VXR10はバッテリーなしで駆動します。

オーディオケーブルを繋ぐだけで使えるので、機材を最小化したい人にとって有り難いです。

買った理由

主にWeb会議用のマイクとして買いました。

メインマシンが内蔵マイクのないMac miniに変わった

最近、MacBook AirからメインマシンをMac miniに買い替えました。

Mac miniには内蔵マイクがないので、Web会議用に別途マイクが必要になりまして。

手頃なマイクを探してたらVXR10に出会いました。

オーディオインターフェースのいらないマイクが欲しかった

Web会議ではMacBook Airの内蔵マイク以外にコンデンサーマイク(AT2020)も使っていました。

音が良くて見た目もかっこいいのですが、場所を取るのが悩みでした。

このAT2020はそのままMacに接続することはできません。MacとAT2020の間にオーディオインターフェースをかます必要があります。

オーディオインターフェースは置き場所を取りますし、マイクケーブルとUSBケーブルも増えるので、それも悩みでした。

まぁ実際Mac miniにはマイク端子がないので、VXR10は既に使っているドッキングステーション経由でMac miniに接続しているんですが笑

ショットガンマイクが欲しかった

自宅でWeb会議に参加していると意外と小さな雑音がマイクに入ります。

通学する学生の声、パトカー、エアコンの音などなど。

できるだけ相手には雑音を聞いて欲しくないので、自分の顔を狙えるショットガンマイクを探していました。

出しっぱなしにできる手頃なマイクが欲しかった

利便性を考えてマイクはMacに接続しっぱなし、そして出しっぱなしにしたいです。

ですが、コンデンサーマイクは湿気に弱いです。今まで使っていたAT2020もコンデンサーマイク。

湿度の高い日本で、それなりの金額がするコンデンサーマイクを出しっぱなしにするのはなかなか抵抗があります。

なので「まぁ、何かあったら買い替えたらいっか」と思えるような、お安いショットガンマイクを探していました。

僕はViozonセルフィー ライブスタンドセットのマイクスタンドにマウントして使っています。

自分の口元のちょっと下を狙って使っています。Web会議では相手にちゃんと声が聞こえており、「え?」と聞き返されることもないです。

音質

VXR10とよく比較されるのがRodeのVideoMicroです。

2020年12月19日現在のAmazon.co.jpではVXR10のほうが1,500円ほど安いですが、好みや目的、用途によってどちらが良いかは分かれると思います。

VXR10のほうは指向性が強く、人の声をダイナミックに拾う印象です(僕がWeb会議用に選んだ理由の1つです)。屋外など雑音の多い環境で特定の人の声を拾うには適しているのかも。

YouTuberのDSLR Video Shooterがわかりやすい比較動画をUPしています。

同じくYouTuberのBrian Millerは「どちらを選ぶかは目的や用途などによる」とした上で、Movoは「指向性が強いため、何かをカメラで撮影しながらマイクの後ろから話すようなVlogスタイルには合わないかも」「録音した音声を全くエディットしないスタイルであればRode」とレビューしています。

確かにMovoは中低域が強い印象。

効果

デスクの上がスッキリした

オーディオインターフェースやそれに接続するUSBケーブル、マイクケーブルがなくなったので、デスク上がスッキリしました。

やっぱり機材は少ないほうが性に合っています。掃除もしやすいですし。

音質が上がった

MacBook Air内蔵のマイクを使っていた時と比べて音質が上がりました。

ある取引先とのWeb会議では「今日は在宅ですか?マイクの音がすごく良いですね」と言われました。

雑音を拾いにくくなった

MacBook Airの内蔵マイクはなんの設定もせず使えるのでとても便利です。なんですが、色んな音を拾いやすいです。

ショットガンマイクのVXR10だと自分の口元を狙って音を拾えるので、雑音を気にする度合いが減りました。

ヘッドホンなしでWeb会議ができるようになった

通常、スピーカーから相手の音を出しながらWeb会議をするとハウリングが起こります。

なので、外部マイクを使う時はヘッドホンも同時に使う必要があります。

しかしVXR10は指向性が強いためか、スピーカーから音を出しながらWeb会議が出来ます。

というか実際に僕はできています。Web会議の相手に確認してもハウリングは起こっておらず、普通に会話ができているそうです。マイクがスピーカーと適度に離れていることもあるかもしれません。

とにかくヘッドホンを長時間つけていると疲れてくるので、これはかなりありがたいです。

【まとめ】お安く買える、お得なマイク

約6,000円でこの品質は結構お得と思います。

僕はWeb会議専用として使っていますが、スマホやデジカメに繋いで動画撮影にも使えますし。

小さくて充電も不要なので取り回しが楽なのも良い点。「とりあえず、それなりに使えるマイクが欲しい」という人にもいいと思います。

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