やっと届いた!
2020年11月13日に注文して、12月5日に手元にきました。かなり良いです。
買ったMac miniのスペック
僕が買ったMac miniのスペックです。
チップ:8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ
メモリ:16GB
SSD:1TB
「せっかくだから」とメモリを8GBから16GBに、SSDを256GBから1TBにそれぞれ増やしました。ですが、色んなレビュー動画を見ていると、メモリは8GBでも十分だと思います。
ちなみにノンカスタマイズだと、注文してからすぐに届きます。
参考までにCPUの性能を示すベンチマークスコア(シングル)を見ると、Macの中ではMac miniは2020年11月現在トップ。2019年発売のiMacやMac Proよりもスコアが高いです。これを約8万円で買えるわけですよ。すげぇ。。。

開封
中身
真四角のダンボールが届きました。

封をペリペリと剥がして開けます。

パッケージがお目見え。

Appleらしい、いつものスッキリしたパッケージデザインです。

箱にピッタリの大きさでMac miniが入っていました。

Mac mini本体は、フィルムで覆われています。

ペリペリと剥がします。

背面の端子部分のシールも剥がす。

箱の底には、電源ケーブルとペーパー類。

封筒の中には、いつものステッカーも入ってました。

まとめると、中身は3種類。本体、電源ケーブル、ペーパー類。

本体の外観
ボディは100%再生アルミニウムだそうです。スベスベ。

高さ:3.6cm
幅:19.7cm
奥行き:19.7cm
重量:1.2kg
前面右下にライトがあります。電源が入ると光ります。
端子類は背面にまとまっています。USB 4はUSB-Cを挿せます。

裏側。今回のバージョンは自分でメモリ増設ができないので、開けることはないでしょう。

起動
電源ケーブルを挿し、モニターと接続し、電源ボタンを押して起動します。

こんな画面から始まりました。

言語などを設定します。
別に使っていたMacやPCから移行したいデータがある場合は、移行アシスタントで転送します。僕はないので、左下の『今はしない』を選択しました。

Apple IDでサインインします。Apple IDをまだ持っていない人は、新規作成するか、左下の『あとで設定』でいいと思います。

このMacにログインするアカウントを作成します。

iCloudキーチェーンを使用するかしないかを選択します。これは、いろんなWebページのログインID・パスワードやクレジットカード番号などを記憶させて、自動入力できるようにする機能です。

『探す』『エクスプレス設定』などを設定します。全部、そのままにしました。
最後に設定中の画面が表示されて、、、

設定完了です。

Mac miniを買った3つの理由
- ノートではなく、デスクトップ型が欲しかった
- 動画編集できるスペックのMacが欲しかった
- デジカメをWebカメラとして使えるスペックのMacが欲しかった
ノートではなく、デスクトップ型が欲しかった
今まで使っていたMacBook Air(Early 2015)はノート。軽くて持ち運びがしやすいです。
デスクで使うときは、ウルトラワイドモニターに接続して使っていました。が、これだとデスク上のスペースが狭くなるんですよね。2画面もいいんですけど、それよりもデスクを広々と使いたいので。

MacBook Airを閉じた状態でモニターに接続するという手段(クラムシェルモード)もありますが、別の場所に持ち出したMacBook Airをモニターなどにいちいち接続するのが面倒でした。
具体的に言うと、持ち出したMacBook Airをデスクに置いて作業する時は『電源ケーブル』『モニターとの接続ケーブル』『有線LAN』の3本を毎回繋ぐ必要があったということです。その逆もしかりで。
ケーブルの接続をせず、ただMacの電源ボタンを押すだけで使い始めたいな、と。
なおiMacもデスクトップ型ですが、既にモニターを持っているので対象外でした。M1チップを搭載したiMacの発表もまだですし。
Mac Proは言わずもがな、僕にはスペックも金額も高すぎます。場所も取るし。
動画編集できるスペックのMacが欲しかった
事あるごとに「4K動画の編集をしたいな」と思うことがありまして。しかし、動画編集するにも今まで使っていたMacBook Air(Early 2015)ではスペックが全く足りません。
こういった理由で、以前から動画編集ができるようにMac miniと外付けeGPUを買おうと思っていたので、M1搭載Mac miniの登場はまさに渡りに船でした。しかも今回のMac miniは外付けeGPUなしで4K動画編集ができるので、金銭面でも助かります。
↓の動画では、M1搭載のMac miniでBlackmagic RAWの動画編集をしています。編集画面を動かしながら、さらにその画面を録画していますが問題なく動いています。
デジカメをWebカメラとして使えるスペックのMacが欲しかった
僕は旅行先や物撮りにミラーレスカメラを使っています。これをZoomなどのWeb会議などで使いたいなと。

今まで使っていたMacBook Airでもミラーレスカメラを接続して使えます。が、スペックが足りていないのですぐにMacBook Airが熱くなります。で、カクツキ始めます。
試しにMac miniにミラーレスカメラを繋いでZoomを使ってみましたが、全く問題なく使えました。本体も全然熱くならないし、すごい。
ミラーレスカメラをWebカメラ代わりに使うと、ほんとキレイなんですよ。いや、完全に自己満足なんですけど。
ミラーレスカメラはアームに載せて、モニター後ろから撮るようにしています。
感じた7つの効果
- デスク上が広くなった
- Webページの表示が速くなった
- Webカメラ用にデジカメを繋いでも、カクつかなくなった
- 動画編集ができるようになった
- ながら作業でも、YouTubeの画質が落ちなくなった
- 熱による故障の心配が減った(長く使えそう)
- ようやくUSB-Cが使えるようになった
デスク上が広くなった
MacBook AirがMac miniに変わったので、Macに必要な面積が小さくなりました。その分デスク上も広くなりました。
キーボードを端に寄せるだけで、スペースを広げられるので便利です。

また、外付けeGPUを買う必要もなくなったので、その分のスペースも空きました。
ちなみにマイクやWebカメラはアームで浮かせて使っているので、デスク上が散らかりにくいです。
Webページの表示が速くなった
MacBook Air(Early 2015)と比べて、明らかにWebページの表示速度が速いです。
ずっと使っていたので慣れていましたが、今まで遅かったんですね(笑
さくさく動くととても快適です。当たり前なんですけど、体感すると「おぉ」ってなります。
Webカメラ用にデジカメを繋いでも、カクつかなくなった
先述しましたが、デジカメをWeb会議用カメラとして使えるようになりました。発熱がなくなり、画面がカクつくこともなくなりました。
キレイな画質でWeb会議するとちょっとテンション上がります。コロナで外出しにくいこのご時世、Web会議の環境を良くすることもちょっとした楽しみです。
動画編集ができるようになった
僕が使っているミラーレスカメラはソニーのα6300。
4K動画の撮影ができるので、旅行先とか登山中に動画を撮りたいと思うんですけど、肝心の編集環境がありませんでした。しかしこれでようやく動画編集できます。
コロナで人の多い所には行けないので、人のいない所に行って楽しみつつ、そこで撮影した動画コンテンツをYouTubeに上げて他の人と共有したり、のようなライフスタイルができるかも。
ながら作業でも、YouTubeの画質が落ちなくなった
ウルトラワイドモニターを使っていまして、2つのウィンドウを表示させてます。片方のウィンドウでYouTubeを再生しつつ、片方のウィンドウでネットサーフィンしたりブログを書いたりするのにとても便利です。

なんですが、MacBoo Air(Early 2015)でちょっと重たいWebページを開いたりすると、YouTubeの画質が下がったりしていました。結構ストレス。
これがなくなったので、非常に快適。
熱による故障の心配が減った(長く使えそう)
MacBook Air(Early 2015)だと、ZoomやLightroomを使っていると本体が熱くなります。
Mac miniに限らず、M1チップを搭載しているMacBook AirとMacBook Proも、かなりの高負荷処理をしないと本体が熱くなりません。どれくらい熱が出なくなったかは、MacBook Airからファンがなくなったことからわかります(ファンレス、なかなか衝撃でした)。
とこんな感じでM1チップは発熱量がかなり低いので、熱による故障の(個人的な)心配が減りました。つまり、「長く使えそう」と感じています。
ようやくUSB-Cが使えるようになった
USB-C端子を持つ、我が家に来た初めての端末です。ようやくですよ。
USB-C端子のガジェットはまだまだ少ないと思う一方で、どんどん増えているのでようやく気にせず買えます。
Mac miniを買う場合の4つの注意点
- モニター、キーボード、マウスが別途必要
- マイクがない
- Webカメラがない
- SDカードスロットがない
モニター、キーボード、マウスが別途必要
Mac miniには画面がありませんので、別途モニターが必要です。個人的にはウルトラワイドモニターがオススメです。
同様にキーボードとマウスも付属しないので、準備が必要です。キーボードは純正品を選ぶのが無難だと思います。
マウスはエレコムのEX-Gを使っています。これ、握りやすくて良いですよ。
マイクがない
Mac miniにはマイクがありません。なので、MacBook AirやMacBook Proのように単独でWeb会議をすることはできません。
またマイク端子もないので、イヤホンプラグのEarPodsを挿してマイクとして使うことはできません。
USBかBluetooth接続できるマイクが別途必要です。
僕はMovo VXR10という小さなショットガンマイクをアームにつけて使っています。

Webカメラがない
MacBook Air、Macbook Pro、iMac、iMac Proには、Webカメラが付いています。
しかし、Mac mini、Mac ProにはWebカメラが付いていません。
なのでWeb会議をする場合は、マイクと同様にカメラも別途必要です。
SDカードスロットがない
Mac miniにはSDカードスロットがありません。
なので、デジカメで撮影したデータをMacに取り込むには、別途SDカードリーダーが必要です。デジカメをMac miniとUSBケーブルで接続するという手もありますが。
【2020年12月8月追記】
ドッキングステーションを買いました。
【まとめ】色んなことを我慢しなくてよくなった
性能が良いMacを買ったおかげで、今まで我慢してきたことが無くなってかなり快適です。
SDカードスロットがないことだけが個人的なデメリットですが、別のガジェットで普通に解決できることなので問題なし。
コロナで外でMacを使うことは当分なさそうですが、その時は古いMacBook Airで対応します。
発熱が減って、性能がとんでもなく向上したMac mini。かなり長い期間を使い続けられそうです。