家のテレビを手放して、プロジェクターにした乃木介@Xです。
天井にも投影できるプロジェクターのXGIMI Elfinがかなり良くて、生活の質がかなり上がりました。
僕はテレビを見ない人間なんですけど「たまに必要になるかも」ということで、チューナーを買ってプロジェクターをテレビ代わりにしています。
本記事では、チューナーのピクセラ Xit AirBox Lite(サイト エアーボックス ライト)を使って、ホームプロジェクターでテレビ番組を見る方法を書いています。
予算に余裕があるならnasneもオススメです
本記事ではXGIMI Elfinでの手順を例として書いていますが、同じ方法で以下のプロジェクターでもテレビを見ることができました。
- XGIMI Elfin
- XGIMI HORIZON
- XGIMI HORIZON Pro
- XGIMI Halo+
- Anker Nebula Capsule II
- Anker Nebula Cosmos
- Anker Nebula Cosmos Max
- Anker Nebula Cosmos Laser
- BenQ GV30
利用したもの
以下3つを準備しました。合わせて1.4万円くらいです。
地デジチューナー
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/Xit-AirBox-Lite_8.jpg)
地上波テレビを見るには、チューナーが必要です。
買ったのはピクセラ Xit AirBox Lite(サイト エアーボックス ライト)。
XGIMI Elfinなどのホームプロジェクターから、無線で接続できるワイヤレスチューナーです。小さくて場所を取らないので、一人暮らしには嬉しい。
専用アプリのXit Wirelessを使って、スマホからもテレビを見れます。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/Xit-AirBox-Lite_16-1024x577.jpg)
チューナーに外付けハードディスクを接続すれば、番組録画もできます。
「録画しながら別番組を見たい」という場合なら、上位機種のXit AirBoxがあります。
アンテナケーブル
Xit AirBox Liteと、家の壁にある端子を繋ぐ線です。
Xit AirBox Liteにはアンテナケーブルは付属していないので、別途準備が必要です。
テレビ視聴アプリ
チューナーから送られてくるテレビ番組を映すには、番組視聴アプリが必要です。
僕はDiXiM Play(ディクシム・プレイ)を使いました。これをプロジェクターにインストール。
料金は月額プランが132円/月、買い切りプランが1,650円。
僕はずっと使うので、買い切りプランを買いました。
ちなみにDiXiM Playのライセンスは、プロジェクターやスマホなど使用する機器1台に対して1ライセンス、という考え方です。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_1-1024x661.png)
ちなみにピクセラ Xit AirBox LiteにもXit Wirelessという専用アプリがあるんですが、XGIMI Elfinにインストールできませんでした。
手順
地デジチューナーをセットアップする
Xit AirBox Liteのセットアップは、取説通りにやればカンタンです。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/Xit-AirBox-Lite_5-1024x577.jpg)
まずXit AirBox Liteと無線ルーターを、LANケーブルで接続します。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/Xit-AirBox-Lite_11-1024x577.jpg)
Xit AirBox Liteにアンテナケーブルを繋ぎます。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/Xit-AirBox-Lite_10-1024x577.jpg)
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/Xit-AirBox-Lite_12-1024x577.jpg)
ACアダプタ端子を本体に挿し、
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/Xit-AirBox-Lite_13-1024x577.jpg)
コンセントに挿して完了です。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/Xit-AirBox-Lite_14-1024x577.jpg)
電源が入ると、本体前面のランプが点灯します。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/Xit-AirBox-Lite_15-1024x577.jpg)
スマホにXit Wirelssアプリをインストールして、稼働確認をする
Xit WirelessはXit AirBox純正のテレビ視聴アプリ。これをスマホにインストールして、テレビ視聴できるかを確認します。
本記事で紹介しているのは「DiXiM Playアプリを使って、プロジェクターでテレビを見る方法」。なのになぜXit Wirelessアプリも使うかというと、
- Xit AirBoxがちゃんと動くことを純正アプリで確認する
- Xit AirBoxの設定する(チャンネルスキャンなど)
ためです。
やることはカンタンで、スマホでXit Wirelessアプリを起動して、画面の説明に従って操作して、テレビが映ればOK。(ただしスマホのスペックやネットワーク環境によっては、アプリが落ちてテレビ視聴ができないかもです。その場合は次の『DiXiM Playの動作確認』に進んでみてください。)
DiXiM Playの動作確認をする
DiXiM Playはライセンス購入が必要ですが、1分間の無料利用ができます。これを使って、ライセンス購入前にXit AirBoxに接続してテレビを視聴できるかをテストします。
プロジェクターにDiXiM Playをインストールして、『まずはお試し』を選択すると1分間だけ無料で利用できます。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2023/03/DiXiM-Play_test.jpg)
Xit AirBoxと接続できればチューナーが表示されます。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_20-1024x577.jpg)
ただこの状態でテレビを見ようとしても、まだ見れません。エラーが表示されます。
『インターレースの再生』という設定をONにする必要があります。
左メニューにある『設定』から『問題解決オプション』の『インターレースの再生』をONします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_24-1024x577.jpg)
これでテレビ番組を見れるようになります。(これでも見れない場合は、『問題解決オプション』の項目をOFFにするなどして試します。)
テレビの見方は、チューナーを選択して、
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_20-1024x577.jpg)
『放送番組』を選択します。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_21-1024x577.jpg)
『地上デジタル』を選択します。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_22-1024x577.jpg)
各チャンネルが表示されます。あとは見たいチャンネルを選ぶと見れます。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_23-1024x577.jpg)
DiXiM Playのライセンスを買う
DiXiM PlayのWebサイトを開き、『ライセンス購入はこちら』をタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_2-473x1024.jpg)
Androidテレビ版の買切りプランの『購入する』をタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_3-473x1024.jpg)
内容を確認して、『カートに入れる』をタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_4-473x1024.jpg)
『ご購入手続きへ』をタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_5-473x1024.jpg)
ログイン画面が表示されます。『無料会員登録する』をタップします。アカウントを持っている場合はログインします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_6-473x1024.jpg)
会員登録の説明を確認します。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_7-473x1024.jpg)
会員情報を入力して『確認ページへ』をタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_8-473x1024.jpg)
入力内容を確認し、『DiXiM ID 作成』をタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_9-473x1024.jpg)
登録メールが送信されるので、登録したメールアドレスの受信ボックスを確認します。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_10-473x1024.jpg)
受信したメールに記載されているリンクをタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_17.png)
会員登録完了ページが表示されます。『カートをみる』をタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_11-473x1024.jpg)
『ご購入手続きへ』をタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_12-473x1024.jpg)
支払い方法を選択します。画面はクレジットカード決済を選択した場合です。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_13-473x1024.jpg)
購入する内容を確認して進みます。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_14-473x1024.jpg)
クレジットカード情報を入力して、『確認に進む』をタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_15-473x1024.jpg)
支払いが完了後に『ライセンスを発行する』をタップします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_16-473x1024.jpg)
6桁の確認コードが記載されたメールがきます。この確認コードを使って、XGIMI ElfinでDiXiM Playを使えるようにします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_18.png)
DiXiM Playに確認コードを入力する
プロジェクターにDiXiM Playをインストールして、開き、『DiXiM ID でログイン』を選択します。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_25-1024x577.jpg)
ライセンス購入時に作成したDiXiM IDでログインします。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_26-1024x577.jpg)
メールで受け取った6桁の確認コードを入力して『登録する』を選択します。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_27-1024x577.jpg)
『未使用』という項目を選択します。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_28-1024x577.jpg)
好きなデバイス名を入力して、『有効化』を選択します。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_29-1024x577.jpg)
これでライセンスが有効になりました。
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_30-1024x577.jpg)
メリット
映像音声はテレビと同じ
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_31-1024x577.jpg)
映像や音声はテレビと同じで遜色ありません。満足。
遅延が小さい
映像と実時刻との差は、3秒ほどでした。
ワイヤレスなので遅延がもっと大きいのかと思ってましたが、大したことなかったです。
![乃木介](https://walkonlands.net/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
映像と音声がずれる、という遅延はないです。
デメリット
番組表はない
![](https://walkonlands.net/wp-content/uploads/2022/05/DiXiM-Play_23-1024x577.jpg)
チャンネル一覧は見れますが、時間ごとの番組表は見れません。
なお一度チャンネルを読み込むと、それ以降はチャンネル名と併せて、番組名も一覧画面に表示されます。
「番組表も見たい」であれば、nasneをオススメします。
映像が流れるまで約8秒
チャンネルを選択してから、映像が流れ始めるまで約8秒かかります。
チャンネルを頻繁に変える使い方には、向いていないですね。
【まとめ】nasneの3分の1で買えます
nasneは2TBのハードディスクがあり番組表も見れる魅力的な製品。Xit AirBox Liteのようにプロジェクターでも使えます。
とはいえ、ほとんどテレビを見ない僕にはちょっとオーバースペック。
そんな僕には約1万円で場所も取らないXit AirBox Liteがちょうど良かったです。
テレビをプロジェクターに変えると部屋が広くなるので、一人暮らしの人にオススメです。
なおnasneとの比較は↓の記事にまとめてます。