僕はモノを浮かすのが好きです。空間が広くなるし、収納も掃除も楽になるから。在宅勤務が増えて自宅を快適にするべく、浮かす行為が加速してます。
自宅ではティッシュケースやリモコン、デスクライトなど色んなものを浮かしています。その流れでMac mini (M1, 2020)も浮かしました。デスクの下に吊るす感じです。
具体的には、、、
僕が使っているデスクの脚は電動昇降式のFlexiSpot E3。これにはケーブル類を設置できる空間があり、その空間には穴のあいた蓋がついています。この蓋の穴にネジを通してMac miniを固定しました。
使ったもの
Mac miniを吊り下げるために、2つのものを使いました。
- HumanCentric Mac Miniマウント
- 蝶ナット
HumanCentric Mac Miniマウント
Mac miniをモニターの裏や壁にかけられるようにするケースみたいなものです。

中身はMac miniをマウントするケースとネジ、取説。

蝶ナット
蝶ナットは、ネジを固定するために使います。ネジはHumanCentric Mac Miniマウントに付属しているものを使います。ネジのサイズを測ったらM4だったので、蝶ナットもM4を購入。
4つ使いました。ホームセンターでも買えます。


HumanCentric Mac Miniマウント付属のネジとピッタリ。

取り付け
FlexiSpot E3から、蓋を外します。

ネジと蝶ナットを使って、蓋にHumanCentric Mac Miniマウントを取り付けます。HumanCentric Mac Miniマウントの内側のネジ穴を使っています。偶然にも幅がピッタリ。

蓋ごと、FelxiSpot E3に取り付けます。

Mac miniをはめ込んで完成。


効果
デスク上が広くなった
Mac miniはMacBook Airなどと比べると面積は小さいですが、それなりに存在感はあります。
デスクの上からいなくなったことで、視界に入るものが減りスッキリしました。

(FlexiSpot E3なので)デスクに穴をあけなくていい
FlexiSpot E3に限定される効果ですが、脚にある穴を利用して吊り下げるので、板に穴をあける必要がありません。
検討時はとにかく「穴をあけずに吊るせる方法」を考えていました。その理由は2つ。
- 穴をあける作業が手間だから
- 変化に対応しにくいから
穴をあける作業が手間だから
ドリルで穴をあける作業が億劫だった、という理由です。
新しくドリルを買わないといけないし、使う頻度はほとんどないし、そのためにお金出すのもイヤだし、場所取るし、穴開けたらクズでるし、、、的な。
変化に対応しにくいから
穴をあけて吊るす方法だと、「あ、もうちょっとこっちに付けたらよかった」とか「部屋の模様替えで、吊るす位置を変えたい」といった変化に対応しずらいと思いました。
今回の方法だと、取り付けた蓋は左右に1つずつあるので、Mac miniの左右位置を入れ替えたり、少し奥側にずらしたりと、少なからず、そして比較的ラクに変化に対応できます。
(M1Mac miniなので)熱対策として、天板との間に隙間を作る必要がない
これもM1チップを搭載したMac miniに限定される効果ですが、、、
M1チップを搭載する以前のMac miniは、熱暴走が永遠の課題でした。そのため、デスク下に吊り下げる時は別途金具を用意して、Mac miniと天板との間に隙間を作る必要がありました。
しかしM1チップが搭載されたことでMac miniの発熱量が激減しました。4K動画を編集してもファンが回らないくらい(個人の経験です)。
なので、天板との間に隙間を作らず、HumanCentric Mac Miniマウントを直接吊り下げることができます。これにより金具分の高さが短くなるので、デスク下に置く収納ボックスなどの高さを稼げます。
使い勝手に問題なし
Mac miniがデスク下にあると、USB端子などに手が届きにくくなります。
ですが、僕はCalDigit TS3 Plusというドッキングステーションを使っているので、全く問題なく使えてます。
そのCalDigit TS3 Plusはデスク上に置き、デスク下のMac miniと接続しています。USB端子やSDカードを使いたい時もサクッと挿せます。

【まとめ】M1Mac miniとFlexiSpot E3ユーザーの方、どうでしょ?
今回の方法は、『M1Mac mini』と『FlexiSpot E3』の両方を持っている人だけに当てはまるやり方です。なので、絶対数は少ないかと笑
あ、M1以前のMac miniでも、金具を使って天板との間に隙間を作ればこの方法は使えそうですね。