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CalDigit TS3 Plusレビュー:MacのUSBが劇的に使いやすくなるドッキングステーション

Mac

2020年12月頭から、M1チップを搭載したMac miniを使っています。速くて最高です。

が、Mac mini単体だと使い勝手にちょっと足りないところがあります。特にUSBなどの端子。

それを補うために、CalDigit TS3 Plusを購入しました。Mac miniだけじゃなく、MacBook AirやMacBook Proでも役立つガジェットです。

開封

真っ白い箱で届きました。

本体、電源アダプタ、Thunderbolt 3ケーブル、滑り止め用シリコン、取説類が入ってました。

本体

前面にはSDカードリーダー、オーディオ端子、USB端子があります。

背面には、有線LAN端子やDisplayport、USB端子は7つあります。

サイズは以下の通り。

高さ:131.0 mm

幅:40.0 mm

奥行:98.44 mm

重さ:0.47kg

Mac miniと並べると、その小ささがわかります。

Mac miniより少し分厚いです。

付属のThunderbolt 3ケーブルでMac miniと接続して使います。

CalDigit TS3 Plusでできること

各端子の数を増やせる

CalDigit TS3 Plusには、合計15個の端子があります。

3つの端子(2つのThunderboltポートとヘッドホンジャック)しか持たないMacBook AirやProを、18端子まで増やせます。

厳密に言うと、CalDigit TS3 Plusと接続するためにポートを使うので、実質の端子の数は16ですね。

SDカードを読み込める

2020年12月現在発売されているMacの中で、iMacとiMac Pro以外にはSDカードスロットがありません。

SDカードを使う人にとっては結構大きな問題です。

また、iMacとiMac ProのSDカードスロットは本体の背面にあります。

CalDigit TS3 PlusのSDカードスロットは前面にあるので、スムーズにSDカードを挿せるようになります。

ケーブル1本でデュアルモニターを使える

これは、特にMacBook Air、MacBook Proユーザーに便利な効果だと思います。

Mac mini、MacBook Air、MacBook Proも、それ単体でデュアルモニター環境を作ることはできます。

しかし、MacBookを持ち出す時はモニターに繋がるケーブルを抜き、モニターに繋げる時はケーブルをつなぎ直す手間が発生します。

さらに、2020年最新のMacBook Air、MacBook Proには、Thunderbolt 3端子は2つしかありません。

なので、Mac本体だけでデュアルモニターをしようとすると、残りの端子は1つだけになってしまいます。

しかしCalDigit TS3 Plusを使うと、1本のケーブルだけでMacをデュアルモニター、またはトリプルモニターにできます。

さらにMacBookであれば、出先から持って帰ってきてケーブルを1本繋ぐだけでデュアルモニター接続でき、空き端子の数も十分余裕を持てます。

5Kモニターに接続する場合は、1台までです

光オーディオポートを使える

CalDigit TS3 Plusには光オーディオポートがあります。高品質の音で聴きたい人にはありがたいポートです。

買った理由

SDカードを読み込みたかった

M1搭載のMac miniには、SDカードスロットがありません。

僕はデジカメで撮った写真をMac miniに取り込んで、Lightroomで編集します。

なので、SDカードスロットはマストと言っていいほど必要でした。

各端子にアクセスしやすくしたかった

Mac miniの端子類は、全て本体の背面にあります。なので、各端子の抜き差しがやりにくいんです。

Mac miniの背面

例えば、USBメモリーキーを挿す時はMac mini本体をくるっと回して背面を見えるようにするか、裏面を覗き込みながら挿す必要があります。

CalDigit TS3 Plusは前面にも端子があるので、すぐに挿せますし、すぐに抜けます。

僕は縦置きで使っています。

USB-A端子を増やしたかった

USB-C端子が増えている昨今ですが、USB-A端子を使うことはまだまだ多いです。マウスレシーバーやWalkmanへの曲転送など。

Mac miniにもUSB-A端子は2つあります。

しかし僕の場合、Bluetoothのマウスが嫌いなのでUSB-A端子のレシーバーの無線マウスを使ってます。

これでUSB-A端子の1つを使うので、USB-Aの空きがもう1つしかないわけです。

さらに、大きめの機器をUSB-Aに挿そうとすると、他のガジェットにぶつかって挿せないことも起こります。

Mac miniに挿しているマウスレシーバーに当たって、ビデオキャプチャーを挿せない状態。

CalDigit TS3 Plusを接続することで、USB-A端子は5つ増えます。

前面にも挿せますし、十分すぎるほどです。

マイク端子が欲しかった

Mac miniにはヘッドホン端子はありますが、マイク端子がありません。

Web会議をするとき、僕はMovo VXR10を使っています。

が、このマイクの端子は3.5mmジャックなので、Mac miniに直接接続することができません。

なので、CalDigit TS3 Plusの前面にあるマイク端子にMovo VXR10を接続して、そこからMac miniに接続して使っています。

気になるところ

電源アダプタが大きい

電源アダプタがかなりでかいです。

縦の長さは、本体(左)より長い

僕はあまり困ってはいませんが、収納する場所が小さい場合などはちょっと困りそうです。持ち出しもしにくいですね。

値段が高い

僕が購入したときで3万円ちょっと。今Amazonを見ると、よく売れているようで4万円近くになっています。

下手に小さなハブを買ってあとから後悔するよりいいんですけど、ちょっとお高いです。

【予期せぬ効果】Mac miniをデスク下に隠せた

僕が使っているデスクの脚はFlexiSpot E3。

この金具部分にMac mini用のマウントケースをネジ止めして、デスク下にMac miniを吊り下げています。

これをすると、Mac miniの背面にある端子にアクセスが非常にしにくくなります。

ですが、Mac miniと接続したCalDigit TS3 Plusをデスク上に置いているので、全く困りません。

むしろ、CalDigit TS3 PlusがあったおかげでMac miniをデスク下に隠せました。

【まとめ】高いけど、確実なドッキングステーション

昔に比べてMacは端子の数や種類が少なくなっています。それによって、デザインの美しさや機動性が高まっていると思います。

人によって必要な端子の種類って微妙に異なりますから、ポート増設をユーザに委ねている印象を受けます。

さらに、必要なポートって他に利用するガジェットによっても変化します。「iPhone 12を買ったから、PC側にUSB-Cポートが必要になった」みたいに。

必要なポートは網羅できているCalDigit TS3 Plusなら、1台でそういった変化に対応しやすいので末永く使えると思います。

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