M1 Mac miniを使っている乃木介@twitterです。
外出用にずっと使ってきた2015年モデルのMacBook Airを、M2モデルに買い替えました。
13.6インチと広くなったディスプレイ。
マグネットでくっつく充電ポートMagSafeが復活。
最大18時間のバッテリーと薄さ1.13cmの高いモバイル性。
前モデル同様Touch IDもあります。
本記事ではM2 MacBook Airのレビューを書いています。
買ったMacBook Airのスペック
僕が買ったMacBook Airは、メモリやSSDはそのままのいわゆる『吊るし』。
メモリ、SSDともに一番低いモデルです。色はミッドナイト。
チップ:8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M2チップ
メモリ:8GB
SSD:256GB
M2チップの性能を示すベンチマークスコアを見てみます。
まずはシングルコアのスコア。
M2 Macbook Airは、Mac製品の中で上から2番目にスコアが高いです。さすがM2チップ。
次にマルチコアのスコアを見てみます。これは複数ソフトの処理や動画編集などに影響します。
マルチコアのスコアは17番目。Mac StudioやMacBook Proのほうが高いです。僕は本格的な動画編集は行わないので問題なし。
といっても、簡単な動画編集なら余裕でできます。
試しにAdobe Premiere Rushで4K動画を書き出してみました。
約2分の動画を約1分で書き出しできました。問題なし。
開封
中身
Appleおなじみの白い箱です。
MacBook Airを包むフィルムが紙になっていました。前はもっとプラスティック感があった気がする。
中身はMacBook Air、充電器、充電ケーブル。
外観
iPad ProやiPad Airを裏から見たようなシェイプです。
サイズは以下の通り。
厚さは1.13cmと、かなり薄くなっています。
タテ:21.5cm
ヨコ:30.41cm
厚さ:1.13cm
重量:1.24kg
僕が今まで使ってきたMacBook Air (13-inch, Early 2015)と比べると、こんな感じ。
重ねると、サイズが小さくなっているのが分かります。
でも画面サイズは、M2モデルのほうが大きくなっています。
M2モデルにはノッチがあり、そこにFaceTime HDカメラがついています。
キーボードの右上にはTouch ID。指紋認証でログインできます。
キーボードはバックライト搭載で、暗いところでもキーがちゃんと見えます。
キーボードの下側にはトラックパッド。以前のモデルより広くなっています。
本体の右側に3.5mmジャック。
本体の左側にはMagSafe 3と、Thunderbolt / USB 4ポートが2つ。
MagSafe 3は充電用のポートで、付属のケーブルがマグネットでカチっとくっつきます。
また充電はThunderbolt / USB 4ポートからもできます(別途USB-Cケーブルが必要)。
USB充電器はケーブルと繋いで使います。
プラグは収納式。
ポートはUSB-Cが1つ。
出力は30Wです。
Thunderbolt / USB 4ポートからUSB-Cケーブルや、変換アダプタとHDMIケーブルを使って外部ディスプレイに出力できます。
出力できるディスプレイは1台のみです。
使ってみた感想
バッテリーの持ちが良い
Appleによると、MacBook Airのバッテリーは最大18時間。
数字で知るのと、実際に体感するのは違いますね。ビックリするくらい持ちます。
こんなにバッテリーの持ちが良いと、外出時にアダプターを忘れても問題ないくらいかも。
音が良い
以前使っていた2015年モデルのMacBook Airとの比較になってしまいますが、スピーカーの音が良いです。
安っぽさが消えて、音に広がりが出ました。この薄さで凄いわ。
Web会議をする時に、じわじわ効いてきそうです。
パワフル
Appleが独自開発したM2チップのおかげで、処理能力が一般的なPCよりもかなり高いです。
M1が発表された時は、その処理能力の高さが衝撃的でしたが、M2はそのM1よりもさらに18%高くなっています。
先述のとおり、簡単な動画編集なら4Kでも楽勝にできるパワーがあります。
充電手段が複数ある
MagSafe 3とThunderbolt / USB 4ポートの両方から充電できるのが嬉しいです。
僕はそれぞれのポートを、自宅用と外出用で使い分けています。
充電する時 | 使うポート | 理由 |
---|---|---|
自宅で充電 | MagSafe 3 | マグネットでくっつくので、持ち出す時に取り外ししやすい |
外出先で充電 | Thunderbolt USB 4 | iPadなど、他のガジェットのUSB-C充電ケーブルと兼用できる |
MagSafe 3ケーブルは自宅用にして、外出時はUSB-Cケーブルを1本持っていれば、iPad Airなど他のUSB-Cポートのガジェットの充電にも対応できます。
また外出時にUSB-Cケーブルを忘れても、他の人に借りたりして対応できますし。
広くなったディスプレイが良い
広くなったのは0.3インチだけとはいえ、体感としてはかなり開放的です。
なので、心配していたノッチの存在も気になりませんでした。
やっぱりディスプレイは広いのに限りますね。
重たい処理をしないならM1モデルでも十分
2022年7月現在、AppleはM1とM2の2つのモデルを販売してますが、安く買えるM1モデルでも十分な処理能力があると思います。
僕がM2モデルを買った理由は、50%が物欲です(笑
実際、僕はM1チップを搭載したMac miniも使っていますが、4K動画編集が楽勝なくらいM1もパワフル。
つまり書類作成やWeb会議など一般的な使い方なら、M1チップのMacBook Airでも十二分に対応できます。
また、M1モデルはM2モデルよりも3万円ほど安く買えるので、「少しでも高いスペックがいい」「少しでも広いディスプレイがいい」「新しいデザインがいい」などでなければ、M1もありです。
個人的にはM1モデルのデザインのほうが、なんかAirっぽいし。Touch IDもあるし。
【まとめ】薄くてバッテリー長持ちは心強い
昔からMacBook Airの強みは、その薄さ。
M2チップを搭載したことで、薄さに加えて処理能力とバッテリーの持ちが向上しました。
そしてディスプレイが広くなったこともあり、外出先の作業がよりしやすくなりました。
あとは、ミッドナイト色のUSBハブなどのガジェットが発売されると嬉しいなぁ。