ショットガンマイクが好きな乃木介@Xです。
自宅でのWeb会議では、Movo VXR10というショットガンマイクを使っています。
この後継機のVXR10-PROを買ってみました。相変わらずコスパの良いマイクです。
- 片手サイズのコンパクトなマイク
- 電源不要
- 前モデルより音がフラット寄りに
- カメラや(接続端子があれば)スマホでも利用可能
- RODEのマイクよりお手軽価格
本記事ではMovo VXR10-PROのレビューを書いています。
外観
白地のパッケージ。
専用ケースが入っており、中身に一式が収納されてます。
マイクは手のひらサイズ。
前モデルのVXR10より少し長くなってます。
LINE OUTとイヤホンアウトの2つの端子があります。
前モデルのVXR10にはイヤホンアウトはありませんでした。カメラで撮影しながらモニターしやすいですね。
ウインドシールドをつけた状態。
ヘアリーウインドマフもあり、ウインドシールドに重ねて使います。
ケーブルは2種類。カメラ用(3極・4極)とスマホ用(4極・4極)。
で、注意すべきはショックマウント。めちゃくちゃ固いので取り付けに手こずります。
マイクへの取り付け方は↓の動画を参照してください。(なんでこんなに固いのよ)
マイクをショックマウントに載せた状態。
ショックマウントの裏側には1/4インチのネジ穴があり、三脚などに載せられます。
MacBook Airで使ってみた
M2 MacBook Airの3.5mmヘッドホンジャックに挿して使ってみました。
付属のスマホ用ケーブルで接続。
ショットガンマイクなので、MacBook Airのマイクと比べて周りの音を拾いにくいです。
音は前モデルのVXR10と比べて、中域が抑えられてフラット寄りになっている印象です。この価格でこの品質は結構すごいと思う。
前モデルとの音の違いは↓の動画がわかりやすいです。3:19からVXR10、4:14からVXR10-PROのテストをしています。どちらがいいかは好みもあると思います。
【余談】長いケーブルで使いたい時の対処法
僕は↓のようにマイクをスタンドに載せてMac miniと接続しているため、長いケーブルが必要でした。
しかし
という問題に直面しました。
そこでUGREEN 3.5mm オーディオケーブル 変換ケーブルを使って対応しました。
これのマイク側のメス端子に、市販の3極ケーブルを挿して、
オス端子をVXR10-PROに挿します。これで音が出るようになりました。
色々試した結果、どうやら、
- CalDigit TS3 Plus(Mac miniのドッキングステーション)にはケーブルの3極端子
- VXR10-PROにはケーブルの4極端子
を挿さないと音が出ないようです。(前モデルのVXR10では両方3極端子で音が出たのに)
要は「片方が3極、もう片方が4極の長いケーブル」が必要なのですが、Amazonなどを見る限り、そんなケーブルは見当たらず。
なので「3極ケーブルの片方を4極に変換するアダプター」UGREEN 3.5mm オーディオケーブル 変換ケーブルを使ったというわけです。
音は出たんですけど、アダプターを使わない時と比べると若干出力が落ちた気がします。まぁ困ってはいないですが、もしほかの対処法をご存知の方がいたら教えてください。
【まとめ】コスパの高いショットガンマイク
前モデルのVXR10もコスパが良かったですが、今回のVXR10-PROも相変わらず良いです。
「RODEは高いけど、それなりの品質は欲しい」という方は一度検討してみて良いと思います。