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povo2.0の申込方法と、IIJmioとデュアルSIMでスマホ通信料を月495円にする方法

IIJmio

povo2.0とIIJmioの両方を使っている乃木介です。

ドコモ、SoftBank、au各社は従来の高額な料金プランから値下げしたサービスを提供しています。

その中でauが提供しているサービスが基本料0円のpovo2.0。

メイン回線として単独利用するには微妙なサービスですけど、他社サービスの補助的な回線として考えると魅力的。

早速契約してIIJmioと併用(デュアルSIM)して使っています。

iPhoneユーザーの人だとXR以降のモデルがデュアルSIM対応。つまり2つのSIMを使えます。通信費を安くできるし、どちらかの回線で通信障害が起きても、もう片方の回線があるので大丈夫。

本記事ではpovo2.0申込みの流れとIIJmioのデータeSIMプランと併せて使う効果について書いています。

本記事のpovo2.0とIIJmioを組み合わせて使う方法は、デュアルSIM対応のスマホが必要です。

povo2.0って?

Source: povo2.0

povo2.0は2021年9月29日からauが開始したスマホ料金プランです。

基本料0円
データ容量0GB
データ容量が0GBの場合の通信速度最大128kbps
国内通話料30秒あたり22円
国内SMS利用料送信1通あたり3.3円[70文字まで]
受信は無料
契約可能者13歳以上の個人
支払い方法クレジットカード

基本料0円が特徴。

通信データ量は都度購入して使うことが前提になっています。

povo2.0は都度購入のことを、トッピングと表現しています。

データ使い放題24時間330円
データ追加1GB7日間390円
データ追加3GB30日間990円
データ追加20GB30日間2,700円
データ追加60GB90日間6,490円
データ追加150GB180日間12,980円

トッピングにはデータ追加以外に通話や映像コンテンツもあります。

5分以内通話かけ放題1ヶ月間550円
通話かけ放題1ヶ月間1,650円
DAZN使い放題パック7日間760円
smash.使い放題パック24時間220円

申込みから完了までかかった時間

サービス受付開始日の2021年9月29日にpovo2.0に申込みました。

完了まで2時間半くらい。SIMはeSIMにしました。

後述のIIJmio eSIMプランと併用する場合は、povo2.0は物理SIMカードを選んでください。

アクション時刻前アクションからの経過時間
申込受付完了12:23
本人書類受付完了12:280:05
本人確認完了14:342:06
回線切替準備完了14:420:08
回線切替手続き完了14:570:15
SIM有効化完了14:570:00

申込みから開通までの手順

申込み

povoアプリをインストールして申込みに進みます。楽天モバイルからMNPしました。

SIMタイプと契約タイプを選んで次へ。

内容を確認して申込みます。

次に、重要事項説明などをチェック。

支払い方法を設定します。

カード情報を入力。

開通までのステップを確認して次へ進みます。

本人確認書類を撮影します。自分の顔も撮影します。

ページを進むと申込みが完了。次へ進みます。

利用者を選択します。

これで本人確認が始まります。完了するまで待ちます。

本人確認書類の提出から約2時間後に、本人確認完了のメールが届きました。

eSIMの有効化と回線の切り替え

eSIMの発行をします。

後述のIIJmio eSIMプランと併用する場合は、povo2.0は物理SIMカードを選んでください。

説明を確認して、回線切り替えをします。21時〜9時に手続きすると、翌9時以降に切り替わります。

有効化を申し込んだら、しばし待ちます。

1分後に、回線切替完了のメールが届きました。

あとは案内に従ってeSIMを設定します。

これで使えるようになりました。

povoアプリでできること

利用状況の確認

現在のデータ使用量やSMSの送信数、通話時間を確認できます。

トッピングの追加

トッピングするデータや通話を購入できます。

例えば『データ使い放題(24時間)』のトッピングを選ぶと、

画面下に購入ボタンが現れます。購入すると即時決済されます。

DAZNやsmash.のコンテンツ購入もできます。

povo2.0の良い点

0円で電話番号を維持できる

電話番号発信をほとんどしないので、電話番号の維持に費用をかけたくありません。これは嬉しい。

「今日だけデータ量を増やしたい」ができる

MVNO各社の最低料金プランを見てみると、2~3GB/月で1,000円前後の料金が多いです。

外で動画視聴など、重たい使い方をしない僕はこういったプランでも十分なんですけど「今日だけ大量にデータ通信する」という日がたまにあります。

ちょっと遠出したり、旅行したりする時ですね。povo2.0はこういうニーズに対応しやすいです。

具体的にはトッピングの『データ使い放題(24時間)』がとても良いです。24時間データ容量を気にせず使いまくれます。

電話番号発信の専用SIMにできる

通話用のトッピングは、2種類あります。

5分以内通話かけ放題550円/月
通話かけ放題1,650円/月

このトッピングを使えば、電話番号発信が多くても安心です。

povo2.0の注意点

povo2.0はトッピングを都度購入することが前提となっているため、日常的に使うメインのデータ通信用としては向いていない気がします。もちろん、人によるでしょうけども。

どちらかというと別の回線をサポートする補助的な使い方が向いている気がします。

そう感じた理由は3つ。

データトッピングは都度購入

povo2.0を毎日使う回線にすると、データトッピングを都度購入するのがめんどくさいです。

賃貸マンションの契約更新手続きを、毎月させられるが如く。(3GBなら自動購入設定できます)

毎月のデータ量を都度変更したい人には良いですが、そこまで細かくデータ容量を選べるわけでもないので、毎月同じデータ量でいい場合には面倒くさいことこの上ない。

データトッピングに有効期限がある

トッピングできるデータ量は6種類で、その全てに有効期限があります。

データ使い放題24時間330円
データ追加1GB7日間390円
データ追加3GB30日間990円
データ追加20GB30日間2,700円
データ追加60GB90日間6,490円
データ追加150GB180日間12,980円

ですので「どれくらいの期間にどれくらい使うか」を予測して、トッピングを選ぶ必要があります。各トッピングには有効期限があり、データが余っても期限切れの恐れがあるからです。

これを「自分で好きなものを都度選べる」と感じるか、「自分でいちいち選ばないといけない」と感じるかは人それぞれ。

ちなみに僕は後者。

毎月トッピングを買う時に「今月どれくらい使うかな」と考えるのも思考の無駄だし、データ量が余った時に「もっと少なくてよかった」と、少なからず感じる後悔も無駄と感じます。

毎月同じデータ量が勝手に付与されるなら、データ量が余ろうが足りなかろうがこういうストレスは感じないし。

このようにpovo2.0はデータ通信のメイン回線用としては手がかかるので、データが足りなくなった時にサポートする補助的な使い方が向いていると思います。

利用停止の条件がある

0円で使えるとは言え、180日間まったく課金されないと利用停止されるそうです。まぁそりゃそうですわな。

トッピングの課金以外にも通話やSMSで660円を超える課金があれば、利用停止はされないそうです。

最後の有料トッピングの有効期限の翌日から180日の間、有料トッピングの購入がないと通信が停止されます。

※期間内の従量通話料とSMS送信料の合計額が660円(税込)を超えている場合を除きます。

povoサポート – プランと料金オプション

IIJmioと組み合わせて月495円で使う

僕がpovo2.0を契約した理由はIIJmioと組み合わせて使いたかったから。

この方法で月の料金を500円くらいに下げられます。

契約するプラン

デュアルSIMに対応しているスマホで2つのSIMを使います。

povo2.0を電話番号での通話用、IIJmioのデータeSIMプランをデータ通信用で使います。

役割キャリア・プランSIMの種類料金
電話番号での通話povo2.0SIMカード0円/月
データ通信IIJmio データeSIMプランeSIM440円/月

僕は外出先で動画視聴などしないので2GBあれば十分。もちろん2GB以外の容量も選べます(後述)。

仮にIIJmioのデータ量を使い果たした時は、povo2.0のデータトッピングで対応します。

乃木介
乃木介

僕はデュアルSIMに対応しているiPhone 12 miniで、この運用をしています。

デュアルSIMにすると、下の画像のようにアンテナが2つ表示されます。

IIJmio eSIMの申込み方法は別記事で詳しくまとめています。

この方法の効果

スマホ通信料を月495円にできる

povo2.0は180日間トッピングなどがないと、利用停止されます。

であれば、180日が経つ前に安いトッピングをすればいいわけです。

最安のトッピングは330円の『データ使い放題(24時間)』。半年に1回、このトッピングすれば利用停止条件を回避できます。

180日で330円。月あたりに換算すると55円。

つまり440円(IIJmio) + 55円 (povo2.0)で月のスマホ通信料を495円にできます。あとは電話番号で発信したら、その通話料が別途かかるくらい。

ちなみに利用停止前には、ちゃんとメールやSMSで通知がきます。なので安心。

20GBにしても月1,705円

IIJmioのデータeSIMプランは、2ギガ以外にもデータ容量を選べます。

IIJmio2ギガ4ギガ8ギガ15ギガ20ギガ
データeSIMプラン
(データ通信・ドコモ網のみ)
440円660円1,100円1,430円1,650円

このうち最も高い20ギガを選んでも、1,650円(IIJmio) + 55円 (povo2.0)で1,705円

ちなみに同じ格安SIMのUQモバイルの15GBの音声通話プランは2,728円、mineoの20GBプランは2,178円。

他社のSIMを単独利用するよりも、ダンゼン安いです。

24時間データ使い放題という選択肢が増えた

個人的に魅力なのがpovo2.0の『データ使い放題(24時間)』のトッピング。330円と安く、特に短期の旅行時に嬉しいです。

Google Mapsや観光地の情報収集、移動中の暇つぶしをデータ量を気にせず行えます。

IIJmioには使い放題のプランはありません。

即時にデータ追加できる

IIJmioデータeSIMプランには、大容量の20ギガプランがありますが2,068円の毎月契約。

変更をしようとしてもプラン自体の変更になるので、反映されるのは翌月1日から。

なので「今すぐ、大容量が欲しい」といった即時対応ができませんでした。が、代わりにpovo2.0で対応できるわけです。

片方が通信障害になっても大丈夫

2つの異なるキャリアを併用するので、どちらかが不通になっても大丈夫。

2022年7月2日にKDDIで通信障害が発生してpovo2.0が使えなくなった時でも、IIJmioの回線があったので、日常生活に問題ありませんでした。

【まとめ】iPhone XR以降ならデュアルSIM対応

本記事のpovo2.0とIIJmioを組み合わせて使う方法は、デュアルSIM対応のスマホが必要です。

iPhoneならXR以降のモデルがデュアルSIM対応。

「デュアルSIM対応しているスマホを使っているけど、SIMは1つだけしか使っていない」という人、結構いると思います。

使っている人は、IIJmioのデータeSIMプランを検討してみてもよろしいかと。

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