旅行先ではいつも、複数のガジェットを同時充電する乃木介@twitterです。
Ankerが、モバイルバッテリーと充電器が一体になった製品を発売しました。
USB-Cポートが2つとUSB-Aポートが1つ。
充電器として使うと最大65W出力。
さらにモバイルバッテリーとして使っても最大30W出力。単独使用ならMacBook Airも充電できます。
10000mAhの容量で、iPhone 13シリーズを約2回充電できます。
本記事では、Anker 733 Power Bankのレビューを書いています。
外観
今回の製品はGaNPrime(ガンプライム)シリーズということで、Ankerおなじみの白ではなく、黒を基調としたパッケージです。
パッケージを開けたところ。そこはかとなく高級感が漂います。
片手で持てるサイズ。
タテ・ヨコのサイズは、iPhone 12 miniより小さいんですが、、、
厚さがかなりあります。それから重さも320gと、結構どっしりです。
側面にUSB-Cポートが2つ、USB-Aポートが1つあります。
USB-Cポートは、充電器として単独利用すると最大65Wの出力。モバイルバッテリーとして使っても最大30WあるのでMacBook Airを充電できるパワフルさです。
ポート | モバイルバッテリーとして使用時の 最大出力 | 充電器として使用時の 最大出力 |
---|---|---|
USB-C1 | 30W | 65W |
USB-C2 | 30W | 65W |
USB-A | 22.5W | 22.5W |
ボタンを押すと、4つのライトでバッテリー残量が表示されます。
プラグは折りたたみ式。
付属のケーブルはUSB-C to USB-Cです。
袋もついています。
充電器として使ってみた
MacBook Airを充電
USB-Cポートで充電してみると、出力は約61W。M2 MacBook Air純正の充電アダプタの2倍の出力です。
MacBook AirとiPad Airを充電
USB-Cポートを2つ使って、MacBook AirとiPad Air (第4世代)を同時充電してみました。
同時充電する場合は、それぞれのポートの合計出力は最大65Wです。
MacBook Airは約43W、iPad Airは約18Wの出力で充電できました。
3ポートで同時充電
さらにiPhone 12 miniを加えて、3台を同時充電してみました。
MacBook Airは約43W、iPad Airは約10W、iPhone 12 miniは約4Wの出力で充電できました。
モバイルバッテリーとして使ってみた
MacBook Airを充電
USB-Cポートで充電してみると、出力は約28W。モバイルバッテリーなのにMacBook Air純正の充電アダプタと同等の出力です。
MacBook AirとiPad Airを充電
USB-Cポートを2つ使って、MacBook AirとiPad Air (第4世代)を同時充電。
同時充電する場合は、合計最大15Wの出力です。
両方とも約7Wでした。同時充電だとMacBook AIrの充電はきびしいですね。
3ポートで同時充電
最後にiPhone 12 miniを加えて、3台を同時充電してみました。
MacBook Airは約6W、iPad Airは約7W、iPhone 12 miniは約2Wの出力でした。
【まとめ】ノートPCの充電器とモバイルバッテリー
Anker 733 Power Bankは、スマホ用としてはちょっとオーバースペック。
それもあってちょっとゴツいですが、MacBook Airなどの充電器とモバイルバッテリーの役割を1台でこなします。