Google ドキュメントをずっと愛用している乃木介@Xです。
僕の自宅PC(Mac)にはMicrosoftのオフィス製品はインストールせず、Googleのオフィスツール『Google ドキュメント』や『Google スプレッドシート』などを使っています。
Microsoftのオフィス製品より明らかに使いやすく、そして安いです。というかタダ。
本記事ではGoogle ドキュメントをおススメする理由を書いています。
Office 365は、Mircosoft 365に名称変更したそうです。
Microsoft 365が向いていると思う人
Google ドキュメントは無料で使いやすいです。
ですが、以下のような場合はMicrosoft 365を買ったほうがいいと思います。
逆を言えば、以下に当てはまらない人はGoogle ドキュメントへの乗り換えをオススメ。
自分以外の人とWord、Excel、PowerPointのファイルをやり取りする人
GoogleのオフィスツールでもMS-Officeファイルを編集することはできます。
とはいえレイアウト崩れなどが発生する場合もあるので、頻繁に編集する人はMicrosoft 365があったほうが良いと思います。
まぁ数字やテキストを、ちょろっと変更するくらいだったらGoogle ドキュメントで十分ですが。
壮大なマクロを組んだExcelを使っている人
あ、Google ドキュメントのGoogleスプレッドシートでもマクロは使えますよ。
超すごいマクロが入ってるExcelを既に使っている場合は、Googleスプレッドシートへの移行が大変だと思いますので。
「がんばって移行するぜ」という人は大丈夫かと。
Accessを使っている人
IT業界に身を置いて長いですが、ここ数年Access使ってる人は見たことないですけども。。。
新しいものに激しいアレルギーのある人
Google ドキュメントの基本的な機能は、Microsoft 365と同じです。
とはいえ、違う会社の違うツールなので見た目や操作が若干違います。
テレビのメーカーが違うとリモコンのボタン配置が違うように。
そういう変化がどうしてもダメという人は、Microsoftを継続して利用したほうがいいと思います。
Microsoft 365をオススメしない理由
お金がかかる
Microsoft 365の利用料は年額12,984円(Microsoft 365 Personal)。月額で約1,000円です。(2022年10月現在)
プレイベートで、しかもたまにしか使わないならモッタイナイないです。
Google ドキュメントならタダです。
ユーザー目線が低い
個人的にMicrosoft製品が大嫌いなんですが、その理由がユーザー目線のないデザイン設計です。
例えばプレゼンテーションツール。
Microsoft 365だとPowerPoint、Google ドキュメントならGoogleスライドがプレゼンテーションツールですね。
PowerPointの場合、プレゼンテーションを実行するボタンにたどり着くには合計2クリックかかります。(『スライドショー』タブをクリック → 『最初』をクリック)
プレゼンテーションツールなのに、なんでプレゼンテーションの実行が1クリックでできないのよ。。。
一方Googleスライドだと、スライド実行ボタンが常に表示されており、いつでも1クリックで実行できます。
また各ボタンのネーミングにも、ユーザー目線の違いが表れています
例えば、さっきのプレゼン実行ボタン。PowerPointだと『最初』という名前になっています。
『最初』って文字を見て「このボタンを押すと、プレゼンが実行される」ということをイメージできる人はどれくらいいるんでしょうか。。。
Googleスライドだと『プレゼンテーションを開始』という名前です。ボタンを押したら「プレゼンが開始される」ということを、ちゃんとイメージできます。
とても小さいことですが、Googleのオフィスツールにはこのようなユーザー目線を大切にした思想が至る所に表れており、使いやすいです。
Google ドキュメントとは?
Googleが提供しているオフィスツールです。
Microsoft 365のWord、Excel、PowerPointと同じようなツールを提供しています。
15GBまでなら無料で利用できます。
Google ドキュメントには以下のツールが含まれます。
Googleドキュメント:文書作成ツール。MSでいうWord。
Googleスプレッドシート:表計算ツール。MSでいうExcel。
Googleスライド:プレゼンテーションツール。MSでいうPowerPoint。
Google ドキュメントをオススメする理由
無料で使える
Google ドキュメントで作成した各ファイルは、Google Driveというクラウドストレージに置かれます。
その合計容量が、15GBまでなら無料で使えます。
僕はいろいろファイルを作りまくってますが、まだ15GBは超えてません。
ブラウザ上で動く
ブラウザ上でGoogleにログインすれば、どのPCやスマホからでも使えます。
アプリやソフトをPCにインストールする必要がありません。
Google Driveにあるファイルを触るので、ネットさえ繋がれば、どこからでも作業できます。
画面設計がユーザー目線
先述の通りです。Microsoftに比べてユーザー目線が高いので、使いやすいです。
ユーザーを混乱させる仕様変更があまりない
Microsoftはこのような仕様変更をちょくちょくする印象です。
【まとめ】たまにしか使わないなら、なおオススメ
なぜMicrosoftのオフィスツールがよく使われているかというと、90年代にMicrosoftのWindowsが普及し始めた頃に、競合製品がなかったからだと思います。
当時の競合製品ってジャストシステムの一太郎くらいだったんじゃないかな?
「オフィスツールは必要なんだけど、たまにしか使わない」という人は、ぜひGoogle ドキュメントを試して欲しいです。
使い方はGoogleアカウントでログインしてWebサイトにアクセスするだけ。とりあえずお金が浮きますよ。
ちなみに僕は、前職では仕事でもがっつりGoogle ドキュメント使ってました。あの時の生産性の高さは、Microsoft 365だと無理。