毎月のスマホ通信代が500円くらいの乃木介@Xです。
僕が使っているIIJmioのデータeSIMプランは、
- データ通信に特化した格安SIMプラン
- 2GBが440円/月
- 5GBが660円/月
- 20GBでも1,650円/月
- ドコモ回線
- プラン変更可能
2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | |
IIJmio eSIM | ¥440 | ¥660 | ¥1,100 | ¥1,430 | ¥1,650 |
これと基本料0円のpovo2.0とを組み合わせて使うことで、僕は月のスマホ通信代をだいたい500円くらいにしてます。
役割 | キャリア・プラン | SIMの種類 | 料金 |
---|---|---|---|
電話番号での通話 | povo2.0 | SIMカード | 0円/月 |
データ通信 | IIJmio データeSIMプラン | eSIM | 440円/月 |
僕のiPhoneの設定画面は↓のようになっています。SIMが2つ入っているのがわかると思います。povo2.0がSIMカード、IIJmioがeSIMです。
デュアルSIMのスマホユーザーに、もっと知られて欲しいお得なプランと使い方。
本記事ではIIJmioのデータeSIMプランの特徴と、申込み方法を記載しています。
デュアルSIMって?
デュアルSIMは、1台のスマホで2つのSIMを使うことです。
2つのSIMを組み合わせることで、色んな効果を得られます。
デュアルSIMは、どのスマホでもできるわけではありません。対応しているスマホが必要です。
iPhoneだと、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降のモデルがデュアルSIMに対応しており、SIMカードとeSIMを使えます。
eSIMって?
SIMには、『SIMカード』と『eSIM』の2種類があります。
SIMカードは↓のように端末に挿入して使うタイプ。
それに対して、eSIMは物理的なSIMカードがないSIMです。スマホなどの端末に内蔵されています。
eSIMは器のようなもので、eSIMの回線契約をしていなければ空っぽの状態。
で、各通信キャリアのeSIMプランをオンラインで申し込むと、スマホのeSIMにキャリアの回線情報が遠隔で書き込まれ、SIMカードと同じように通信できるようになります。
つまりSIMカードの抜き差しが必要なく、オンラインで申し込むとすぐに回線を使い始められます。
ちなみにiPhone XR以降のモデルであれば、SIMカードとeSIMの両方を使ったデュアルSIMができます。
IIJmioデータeSIMプランの特徴
IIJmioデータeSIMプランは、IIJmioが提供しているeSIM用の通信プラン。
音声通話やSMSは使えず、データ通信のみできます。
魅力は2つ。
安い
他社のデータ通信SIMと比べてかなり安いです。
一番少ない容量の2GBで440円。20GBにしても1,650円。
1GB | 2GB | 3GB | 5GB | 6GB | 10GB | 15GB | 20GB | |
IIJmio eSIM | – | ¥440 | – | ¥660 | – | ¥1,100 | ¥1,430 | ¥1,650 |
mineo | ¥880 | – | – | ¥1,265 | – | ¥1,705 | – | ¥1,925 |
OCNモバイル | – | – | ¥858 | – | ¥1,188 | ¥1,628 | – | – |
回線がドコモ
IIJmioのeSIMプランはドコモ回線。個人的に嬉しいポイント。
povo2.0と組み合わせて、通信料金を下げる
通話用SIMとデータ通信用SIMで、役割分担する
povo2.0はauが提供している格安SIMサービス。基本料0円で契約できます。
これとIIJmioのデータeSIMプランを組み合わせて使えば、かなり通信料金を下げられます。
役割 | キャリア・プラン | SIM | 月額料金 |
---|---|---|---|
通話用SIM | povo2.0 | SIMカード | 0円 |
データ通信用SIM | IIJmio データeSIMプラン 2ギガ | eSIM | 440円 |
povo2.0のSIMカードを電話番号発信、IIJmio データeSIMプランをデータ通信用で使います。
povo2.0のギガ活
povo2.0は、ギガ活というキャンペーンのようなものをやっています。
対象の店やサービスでau PAYで支払いをしたり、au PAY以外の方法で支払いをするとpovo2.0用のデータ容量(プロモコード)を貰えます。
例えば、ローソンで500円以上の買い物をau PAYで支払うと、300MB(有効期限3日間)のデータ容量をもらえます。
僕はローソンでちょくちょく買い物をするので、300MBのデータ容量をちょくちょくもらっています。
で、これをもらったらモバイル通信をpovo2.0に切り替えて、使い切ったらまたIIJmio eSIMに戻すという運用。
また、旅行などデータ容量をたくさん使う日は、povo2.0の24時間使い放題(330円)というトッピングを使います。
330円で24時間、気にせず使いまくれます。
IIJmioデータeSIMプランの申込み方法
エントリーパッケージ(ダウンロード版)を買って初期費用を安くする
IIJmioの申込みには、初期費用3,300円がかかります。
しかしエントリーパッケージ(350円)を買うと、この初期費用を無料にできます。
購入すると発行されるエントリーコード(メールでも送られてきます)を、IIJmioの申込フォームで入力することで、初期費用3,300円が無料になります。
IIJmioの申込フォームを入力する
WebサイトのTOPページ右上の『ご購入お申し込み』をクリック。
『事前支払いした(IIJmio音声通話パック等)』『SIMカードなし』を選択。それからエントリーパッケージ購入時に発行されたエントリーコードを入力して、次へ進みます。
『SIM・端末選択に進む』をクリック。
『新規契約』『SIMだけを購入する』『データ通信/eSIM』を選択します。料金プランは『データ通信(eSIM)』の中から選びます。間違ってeSIMじゃない『データ通信』を選ばないように。
オプションはつけなくて良いと思います。
もう1枚申し込むかどうか聞かれます。今回は『しない』を選んで次へ。
『重要説明事項』と『個人情報取り扱いに関する事項』を確認して、次へ。
mioIDを持っていないなら新規登録。
契約者の情報が表示されます。
申込内容を確認して、申し込みます。
申込完了の画面が表示されます。スクリーンショットをとっておきます。
メールもきます。メールにはサービスコードが記載されています。
アクティベーションコードをスマホでスキャンする
申込みから2分ほどで、アクティベーションコードがメールで届きました。URLをクリックします。
メールのURLをクリックすると、アクティベーションコード(QRコード)が開きます。
このアクティベーションの読み取りはカメラアプリではなく、スマホの設定から行います。
詳しい設定方法は、IIJmioが公開しています。
iPhoneで他社SIMと併用する場合であれば以下のような内容。
まず他のPCやスマホ、タブレットなどでアクティベーションコードを表示させ、設定するiPhoneの設定アプリの[モバイル通信] → [モバイル通信プランを追加]から読み取ります。
アクティベーションコードを表示させる端末を用意できない場合は、手入力することもできます。詳しい方法はこちら。
アクティベーションコードを読み取ると、『モバイル通信プランを追加』という画面が表示されます。
モバイル通信プランの名称を入力します。これはSIMカードの名前みたいなものです。
僕はpovo2.0のSIMカードと併用しているので、2つ表示されています。
『デフォルト回線』を選びます。これは音声通話に使う回線の設定です。(IIJmioのeSIMプランは音声通話はできません。)
『デフォルト回線』で選択した回線を選んで進みます。
データ通信に使う回線を選びます。今回申し込んだIIJmioのeSIMを使いたいので、それを選択して完了。
アンテナが表示されます。
テザリングできるようにする
テザリングを使わない人は設定不要です。
設定アプリの[モバイル通信] → [IIJmioのeSIM] → [モバイル通信ネットワーク]を開き、『モバイルデータ通信』と『インターネット共有』に以下の値を入力します。
APN | iijmio.jp |
ユーザ名 | mio@iij |
パスワード | iij |
設定が完了すると、設定アプリの[モバイル通信]に、[インターネット共有]が表示されます。テザリングを使う場合はインターネット共有をオンにします。
【まとめ】デュアルSIM対応なら、検討する価値はあると思う
使っているスマホがデュアルSIM対応で、「スマホの利用料金、下げたいなぁ」と思っている人にとっては、なかなか良い運用だと思います。
iPhoneならiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降のモデルがデュアルSIMに対応しているので、使っている方は検討されてみてはいかがでしょ?
QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です