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他チケットとの差額表でわかる『ぷらっとこだま』の料金と特徴

国内旅行

新幹線の『こだま』にお安く乗れて、さらにドリンク引換券まで付いてくる『ぷらっとこだま』。しかし、新幹線のチケットを購入する方法は他にもたくさんあります。

そして、乗車区間や時期によっては『ぷらっとこだま』以外のチケットを購入した方が安くなる場合もあります。

実際のところ、他の購入方法と比べて『ぷらっとこだま』はどれくらい安いんでしょう?この記事では、『ぷらっとこだま』の特徴に触れるとともに、それ以外の3つの購入方法との料金比較をしています。

『ぷらっとこだま』とは?

『ぷらっとこだま』は、新幹線の『こだま』にお安く乗れる指定席チケットと、ドリンク引換券のセット商品のことです。株式会社ジェイアール東海ツアーズが販売しています。

『ぷらっとこだま』には普通席とグリーン席の2種類があり、東京〜新大阪間の特定の駅での乗降指定ができます。

『のぞみ』より安い

東京〜新大阪であれば、『のぞみ』の通常料金に比べて往復で7,000円くらい安くなるため、密かに人気の商品です。

ドリンク引換券が付く

『ぷらっとこだま』は、切符ではなくツアー商品という位置づけです。そのためか、指定席のほかに1ドリンク引き換え券が付きます。

引き換えできるドリンク

ソフトドリンクだけでなく、お酒も交換可能です。

  • 660ml以下のソフトドリンク
  • 350ml以下の缶ビール
  • 500ml以下の酎ハイ、発泡酒
  • 1ドリンク券+180円で187mlのワイン

引き換えできる場所

「クーポン券引換店」のステッカーが貼ってある売店ですが、ステッカーの有無がとても分かりにくいです。駅のキオスクなら大抵大丈夫のようですが、店員に聞くのが確実ですね。

乗降できる駅

『ぷらっとこだま』で乗降できる駅は8つです。これら以外の駅では乗降できません。なので、熱海駅や米原駅などでは使えません。

  • 東京
  • 品川
  • 新横浜
  • 静岡
  • 浜松
  • 名古屋
  • 京都
  • 新大阪

またそれぞれの駅から行ける駅が異なります。

東京・品川・新横浜から行ける駅

  • 静岡
  • 浜松
  • 名古屋
  • 京都
  • 新大阪

静岡・浜松から行ける駅

  • 東京
  • 品川
  • 新横浜
  • 名古屋
  • 京都
  • 新大阪

名古屋から行ける駅

  • 東京
  • 品川
  • 新横浜
  • 静岡
  • 浜松
  • 京都
  • 新大阪

京都・新大阪から行ける駅

  • 東京
  • 品川
  • 新横浜
  • 静岡
  • 浜松
  • 名古屋

料金テーブル

『ぷらっとこだま』は、通常期と繁忙期で価格が変わります。それぞれの期間は毎年異なります。

普通席

通常時の料金

東京品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
東京4,800
(3,300)
6,800
(4,300)
8,500
(5,700)
10,500
(7,200)
10,700
(7,400)
品川4,800
(3,300)
6,800
(4,300)
8,500
(5,700)
10,500
(7,200)
10,700
(7,400)
新横浜4,700
(3,000)
6,600
(4,200)
8,300
(5,300)
10,300
(6,800)
10,600
(7,300)
静岡4,800
(3,300)
4,800
(3,300)
4,700
(3,000)
4,800
(3,300)
7,900
(5,200)
8,400
(5,500)
浜松6,800
(4,300)
6,800
(4,300)
6,600
(4,200)
3,800
(2,700)
6,800
(4,300)
7,300
(4,700)
名古屋8,500
(5,700)
8,500
(5,700)
8,300
(5,300)
4,800
(3,300)
3,800
(2,700)
4,400
(3,000)
4,500
(3,300)
京都10,500
(7,200)
10,500
(7,200)
10,300
(6,800)
7,900
(5,200)
6,800
(4,300)
4,400
(3,000)
新大阪10,700
(7,400)
10,700
(7,400)
10,600
(7,300)
8,400
(5,500)
7,300
(4,700)
4,500
(3,300)
()内はこども料金

繁忙期の料金

繁忙期は通常期より1,000円前後高くなります。ゴールデン・ウィークやお盆前後、その他の連休が繁忙期に設定されているようです。

()内のこども料金は、繁忙期でも通常期と同じです。

東京品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
東京5,800
(3,300)
7,900
(4,300)
9,700
(5,700)
11,900
(7,200)
12,300
(7,400)
品川5,800
(3,300)
7,900
(4,300)
9,700
(5,700)
11,900
(7,200)
12,300
(7,400)
新横浜5,400
(3,000)
7,600
(4,200)
9,300
(5,300)
11,500
(6,800)
11,900
(7,300)
静岡5,800
(3,300)
5,800
(3,300)
5,400
(3,000)
5,800
(3,300)
9,100
(5,200)
9,600
(5,500)
浜松7,900
(4,300)
7,900
(4,300)
7,600
(4,200)
4,600
(2,700)
7,900
(4,300)
8,400
(4,700)
名古屋9,700
(5,700)
9,700
(5,700)
9,300
(5,300)
5,800
(3,300)
4,600
(2,700)
5,200
(3,000)
5,300
(3,300)
京都11,900
(7,200)
11,900
(7,200)
11,500
(6,800)
9,100
(5,200)
7,900
(4,300)
5,200
(3,000)
新大阪12,300
(7,400)
12,300
(7,400)
11,900
(7,300)
9,600
(5,500)
8,400
(4,700)
5,300
(3,300)
()内はこども料金

グリーン席

通常期の金額に、1,000〜1,500円加えた金額です。

通常期の料金

東京品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
東京6,900
(4,700)
8,800
(6,500)
9,500
(7,500)
12,000
(9,600)
12,200
(9,600)
品川6,900
(4,700)
8,800
(6,500)
9,500
(7,500)
12,000
(9,600)
12,200
(9,600)
新横浜6,200
(4,700)
8,400
(6,400)
9,300
(7,500)
11,800
(9,600)
12,100
(9,600)
静岡6,900
(4,700)
6,900
(4,700)
6,200
(4,700)
6,900
(4,700)
10,800
(7,400)
11,500
(7,400)
浜松8,800
(6,500)
8,800
(6,500)
8,400
(6,400)
5,300
(4,200)
8,800
(6,500)
9,500
(6,800)
名古屋9,500
(7,500)
9,500
(7,500)
9,300
(7,500)
6,900
(4,700)
5,300
(4,200)
6,200
(4,700)
6,900
(4,700)
京都12,000
(9,600)
12,000
(9,600)
11,800
(9,600)
10,800
(7,400)
8,800
(6,500)
6,200
(4,700)
新大阪12,200
(9,600)
12,200
(9,600)
12,100
(9,600)
11,500
(7,400)
9,500
(6,800)
6,900
(4,700)
()内はこども料金

繁忙期の料金

()内のこども料金は、繁忙期でも通常期と同じです。

東京品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
東京7,100
(4,700)
9,000
(6,500)
10,700
(7,500)
13,400
(9,600)
13,800
(9,600)
品川7,100
(4,700)
9,000
(6,500)
10,700
(7,500)
13,400
(9,600)
13,800
(9,600)
新横浜6,400
(4,700)
8,600
(6,400)
10,300
(7,500)
13,000
(9,600)
13,400
(9,600)
静岡7,100
(4,700)
7,100
(4,700)
6,400
(4,700)
7,100
(4,700)
11,000
(7,400)
11,700
(7,400)
浜松9,000
(6,500)
9,000
(6,500)
8,600
(6,400)
5,500
(4,200)
9,000
(6,500)
9,700
(6,800)
名古屋10,700
(7,500)
10,700
(7,500)
10,300
(7,500)
7,100
(4,700)
5,500
(4,200)
6,400
(4,700)
7,100
(4,700)
京都13,400
(9,600)
13,400
(9,600)
13,000
(9,600)
11,000
(7,400)
9,000
(6,500)
6,400
(4,700)
新大阪13,800
(9,600)
13,800
(9,600)
13,400
(9,600)
11,700
(7,400)
9,700
(6,800)
7,100
(4,700)
()内はこども料金

料金の比較(指定普通席)

ドリンク引換券は無視して比較しています。

正規料金との差額

ここで言う正規料金とは、JRのみどりの窓口や自動券売機で購入した場合の料金です。

みどりの窓口で購入するチケットには、通常期、繁忙期に加えて閑散期の金額があるため、ここでは便宜上、通常期の料金で比較しています。

ぷらっとこだまの通常期の料金と、正規料金(通常期)の差額

『ぷらっとこだまの通常期の料金』から『正規料金(通常期)』を引いた金額です。なので、赤字のマイナスになっている金額が『ぷらっとこだま』のほうが安い区間です。

おとな料金は890円〜3,440円安いですね。ただ、()内のこども料金は普通に買ったほうが安いです。

東京品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
東京-1,550
(125)
-1,490
(155)
-2,380
(260)
-3,100
(400)
-3,440
(330)
品川-1,550
(125)
-1,490
(155)
-2,380
(260)
-3,100
(400)
-3,440
(330)
新横浜-890
(205)
-1,260
(270)
-1,940
(180)
-2,640
(330)
-3,210
(395)
静岡-1,550
(125)
-1,550
(125)
-890
(205)
-1,550
(125)
-2,340
(80)
-2,480
(60)
浜松-1,490
(155)
-1,490
(155)
-1,260
(270)
-1,140
(230)
-1,490
(155)
-1,620
(240)
名古屋-2,380
(260)
-2,380
(260)
-1,940
(180)
-1,550
(125)
-1,140
(230)
-1,190
(205)
-1,850
(125)
京都-3,100
(400)
-3,100
(400)
-2,640
(330)
-2,340
(80)
-1,490
(155)
-1,190
(205)
新大阪-3,440
(330)
-3,440
(330)
-3,210
(395)
-2,480
(60)
-1,620
(240)
-1,850
(125)
()内はこども料金

ぷらっとこだまの繁忙期の料金と、正規料金(通常期)の差額

『ぷらっとこだまの繁忙期の料金』から『正規料金(通常期)』を引いた金額です。

おとな料金は、差額がかなり小さいです。東京〜名古屋、東京〜京都、東京〜新大阪なら1,180円〜1,840円安くなりますが、それ以外は微妙ですね。

()内のこども料金は、通常期と料金が一緒なので、差額も一緒です。

東京品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
東京-550
(125)
-390
(155)
-1,180
(260)
-1,700
(400)
-1,840
(330)
品川-550
(125)
-390
(155)
-1,180
(260)
-1,700
(400)
-1,840
(330)
新横浜-190
(205)
-260
(270)
-940
(180)
-1,440
(330)
-1,910
(395)
静岡-550
(125)
-550
(125)
-190
(205)
-550
(125)
-1,140
(80)
-1,280
(60)
浜松-390
(155)
-390
(155)
-260
(270)
-340
(230)
-390
(155)
-520
(240)
名古屋-1,180
(260)
-1,180
(260)
-940
(180)
-550
(125)
-340
(230)
-390
(205)
-1,050
(125)
京都-1,700
(400)
-1,700
(400)
-1,440
(330)
-1,140
(80)
-390
(155)
-390
(205)
新大阪-1,840
(330)
-1,840
(330)
-1,910
(395)
-1,280
(60)
-520
(240)
-1,050
(125)
()内はこども料金

エクスプレス予約(EX予約)との差額

ぷらっとこだまの通常期の料金と、EX予約の差額

『ぷらっとこだまの通常期の料金』から『EX予約のこだまの料金』を引いた金額です。

おとな料金は、全ての区間で『ぷらっとこだま』のほうが安いですね。

東京品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
東京-940
(440)
-910
(450)
-1,810
(550)
-2,570
(670)
-2,920
(600)
品川-940
(440)
-910
(450)
-1,810
(550)
-2,570
(670)
-2,920
(600)
新横浜-470
(420)
-670
(570)
-1,350
(480)
-2,100
(610)
-2,690
(660)
静岡-940
(440)
-940
(440)
-470
(420)
-1,140
(340)
-1,750
(380)
-1,910
(350)
浜松-910
(450)
-910
(450)
-670
(570)
-710
(450)
-910
(450)
-1,070
(520)
名古屋1,810
(550)
1,810
(550)
-1,350
(480)
-1,140
(340)
-710
(450)
-510
(550)
-1,180
(470)
京都-2,570
(670)
-2,570
(670)
-2,100
(610)
-1,750
(380)
-910
(450)
-510
(550)
新大阪-2,920
(600)
-2,920
(600)
-2,690
(660)
-1,910
(350)
-1,070
(520)
-1,180
(470)
()内はこども料金

ぷらっとこだまの繁忙期の料金と、EX予約の差額

『ぷらっとこだまの繁忙期の料金』から『EX予約のこだまの料金』を引いた金額です。

おとな料金は、高くなる区間と安くなる区間が半々ですね。

東京品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
東京60
(440)
190
(450)
-610
(550)
-1,170
(670)
-1,320
(600)
品川60
(440)
190
(450)
-610
(550)
-1,170
(670)
-1,320
(600)
新横浜230
(420)
330
(570)
-350
(480)
-900
(610)
-1,390
(660)
静岡60
(440)
60
(440)
230
(420)
-140
(340)
-550
(380)
-710
(350)
浜松190
(450)
190
(450)
330
(570)
90
(450)
190
(450)
30
(520)
名古屋-610
(550)
-610
(550)
-350
(480)
-140
(340)
90
(450)
290
(550)
-380
(470)
京都-1,170
(670)
-1,170
(670)
-900
(610)
-550
(380)
190
(450)
290
(550)
新大阪-1,320
(600)
-1,320
(600)
-1,390
(660)
-710
(350)
30
(520)
-380
(470)
()内はこども料金

EXこだまファミリー早特との差額

『EXこだまファミリー早特』は、3日前までの予約で利用できるスマートEX予約の商品です。

3日前までの予約と2〜6名の利用が条件で、静岡、浜松での乗降はできません。

ぷらっとこだまの通常期の料金と、EXこだまファミリー早特の差額

『ぷらっとこだまの通常期』の料金から『EXこだまファミリー早特』の料金を引いた金額です。全ての区間において『ぷらっとこだま』のほうが高いです。

東京品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
東京450
(1,680)
520
(2,210)
620
(2,370)
品川450
(1,680)
520
(2,210)
620
(2,370)
新横浜360
(1,340)
420
(1,870)
620
(2,310)
静岡
浜松
名古屋450
(1,680)
450
(1,680)
360
(1,340)
220
(910)
220
(1,160)
京都520
(2,210)
520
(2,210)
420
(1,870)
220
(910)
新大阪620
(2,370)
620
(2,370)
620
(2,310)
220
(1,160)
()内はこども料金

ぷらっとこだまの繁忙期の料金と、EXこだまファミリー早特の差額

『ぷらっとこだまの繁忙期』の料金から『EXこだまファミリー早特』の料金を引いた金額です。当たり前ですが、これも『ぷらっとこだま』のほうが高いです。

東京品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
東京1,650
(1,680)
1,920
(2,210)
2,220
(2,370)
品川1,650
(1,680)
1,920
(2,210)
2,220
(2,370)
新横浜1,360
(1,340)
1,620
(1,870)
1,920
(2,310)
静岡
浜松
名古屋1,650
(1,680)
1,650
(1,680)
1,360
(1,340)
1,020
(910)
1,020
(1,160)
京都1,920
(2,210)
1,920
(2,210)
1,620
(1,870)
1,020
(910)
新大阪2,220
(2,370)
2,220
(2,370)
1,920
(2,310)
1,020
(1,160)
()内はこども料金

買い方は3種類

『ぷらっとこだま』は予約販売のみです。申込できる期間は、3つの申込方法によって異なります。

ぷらっとこだま JR東海ツアーズ Webサイトより

Webで買う

JR東海ツアーズのWebサイトで申し込めます。

  • 購入期間は、出発日の1ヶ月前から5日前までの5:30〜23:30
  • 会員登録が必要(無料)
  • 決済はクレジットカードのみ
  • 普通郵便(送料84円)で送られてくる

店舗で買う

JR東海ツアーズの店舗で購入できます。

  • 前日まで購入可能
  • 現金、クレジットカード決済可能
  • 購入できる店舗は、JR東海ツアーズ支店、JTB・JTBトラベランド・総合提携販売店など
  • JR東海ツアーズ支店は、各新幹線駅に存在
  • JRの窓口では購入できないので注意

電話で買う

ぷらっとこだまのコールセンターに電話して買えます。

  • 購入は1ヶ月前から可能
  • 購入期限は、チケット受取方法によって異なる
    (郵送は6日前、来店は2日前まで)
  • 受付時間は10:00~18:00
  • クレジットカード決済のみ(電話口で決済)
  • チケット郵送の場合は、出発11日前まで84円、10日前以降は374円の送料が発生する

どういう人に効果がある?

節約したい人

最大の効果はこれですね。

東京〜新大阪であれば、『のぞみ』の通常料金に比べて往復で7,000円くらい安くなります。深夜バスに乗るなら『ぷらっとこだま』も選択肢に入ります。

ただし、2人以上なら『EXこだまファミリー早特』のほうが安いです。

時間に余裕がある人

『こだま』は『のぞみ』や『ひかり』に比べて停車駅が多いため所要時間が長いです。その代わりに安いわけなので、時間に余裕がある人には節約の効果があります。

参考までに、以下の表は東京から各駅への所要時間です。東京から新大阪だと約1時間半の差が出ます。

品川新横浜静岡浜松名古屋京都新大阪
のぞみ5号0:060:171:402:152:30
ひかり501号0:060:170:591:241:582:342:54
こだま703号0:060:171:211:492:403:373:54

出発日、時間を変更できなくても良い人

『ぷらっとこだま』は、予約後の変更ができません。変更するにはキャンセルする必要があり、出発日の10日前から手数料が発生します。

また当日、時間に間に合わない時、別の列車の自由席に乗ったり、EX予約であれば移動中にスマホから時間変更ができますが、『ぷらっとこだま』だとそういう変化への対応ができません。

のんびりグリーン車に乗りたい人

『ぷらっとこだま』の指定普通席の料金に1,000円、または1,500円をプラスするとグリーン車に乗れます。のんびりグリーン車で移動するには良い選択肢です。

静岡・浜松で乗降する人

静岡と浜松は『のぞみ』が停車しないため、乗り換えの利便性や時間などで『こだま』とそこまで差が生まれない場合には良さそうです。

注意点

指定された列車の、指定された席しか座れない

「乗り遅れたから、次のこだまの自由席に乗ろう」ができません。自由席にも乗れないのでキャンセルするしかありません。さらに、出発後ならキャンセルできません。

変更はできない。そしてキャンセルには手数料がかかる。

一度購入したチケットの変更はできません。キャンセルするしかないのですが、その場合には手数料が発生します。

11日前まで:無料
10日〜8日前:代金の20%
7日〜2日前:30%
前日:40%
当日出発前:50%

途中の駅から乗ったり、途中の駅で降りたりできない

チケットに記載されている駅でしか乗降できません。途中下車すると、差額ではなく全額を別途請求されます。

自動改札は通れない

『ぷらっとこだま』のチケットは、厳密に言うと切符ではなく乗車票という紙です。なので、自動改札機には通せません。

新幹線専用改札口からしか、出入りできない

乗る時も降りる時も、新幹線専用改札口で駅員に乗車票を見せる必要があります

また、在来線からの乗換改札口も使えません。在来線などからの乗換であれば、一度改札の外に出て、新幹線改札口から入る必要があります。

【まとめ】2人以上なら、EXこだまファミリー早特が最安

料金面をまとめるとこんな感じですね。

  • 2人以上で3日前までの予約なら『EXこだまファミリー早特』が最安
  • 1人なら『ぷらっとこだま』が大抵安い
  • しかし、繁忙期になると『EX予約』のほうが安くなる区間がある

他の制限事項を踏まえると、個人的な感覚では「移動日に急ぎの用事がなく、確実にその日のその時間に、1人だけで乗れる」なら『ぷらっとこだま』は金銭面でとても価値があると思います。

ちなみに往復で宿泊もすべて込みで予約するなら、日本旅行が販売している『JR・新幹線+宿泊セットプラン』がトータルで『ぷらっとこだま』よりも安いです。高いホテルを選ばなければ、『のぞみ』に乗った場合でも『ぷらっとこだま』より安くなります。

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