ほぼ毎日なんばに行く乃木介@twitterです。
会社員である僕が会社に許可を貰って、試しにWeWorkのホットデスクを使ってみました。
なお費用はすべて会社持ちです。ぐふふ。
WeWorkって?
アメリカ発のコワーキングスペースを提供している会社です。
全世界に約160拠点を展開しています。
日本だと東京、名古屋、大阪、神戸、福岡にあり、今も拠点数が増えています。
共同利用できる設備やサービス
フリードリンク
平日の9時~18時に飲めるもの
- 冷たい緑茶
- 冷たい烏龍茶
- コーヒー(ホット・アイス)
- カフェラテ(ホット・アイス)
なんばスカイオのWeWorkには、TAKAMURA COFFEEのコーヒーメーカーがあります。とても美味しい。
平日の15時~21時に飲めるもの
- ビール(プレミアムモルツ、ヒューガルデン)
24時間飲めるもの
- 水
- お湯
- お茶(ティーパック)
- 紅茶(ティーパック)
使い終わったグラスやカップはパントリーのケースに入れておけば、スタッフの人が随時洗ってくれます。
ただし持ち込みのグラスやカップなどは、自分で洗いましょう。
電子レンジ
パントリーには電子レンジもあります。
無人コンビニ
電子マネーで購入できる無人コンビニがあります。
セミナーもできる会議室
なんばスカイオのWeWorkには、2名用の会議室から小規模のセミナーができる部屋まで、大小あわせて20室くらいの会議室があります。
入居企業はクレジット(後述)を使って会議室を利用できます。
社内MTGや来客だけでなく、会議室を使って定期的に自社セミナーを開催している企業もあります。
予約が入っていると、会議室前のディスプレイに予約者名と時間が表示されます。
クレジットというポイントが付与される
毎月クレジットというポイントが付与されます。以下のようなことをする際はクレジットの消費が必要です。
- 他拠点のWeWorkを1日利用する:1クレジット
- 会議室を利用する:1時間1クレジット(時間帯や会議室の大きさによる)
クレジットが足りなくなった場合は追加購入できます。なお、このクレジットは翌月に持ち越すことはできません。
ホットデスクというプランだと、毎月2クレジットが付与されます。
電話ブース
防音の電話ブースがあり電話をしたり、Web会議したりできます。
ゲームルームもある
BGMは24時間
共用スペースではオシャレな曲がずっと流れています。
平日の9時~18時以外は入室にカードキーが必要
施錠されるのでカードキーがいります。
平日の(たしか)9時~19時以外は共用スペースの空調が止まる
一度、6月の土曜日に来た時は蒸し暑くてすぐに出ましたw
涼しい季節では問題なかったです。なお、夏の間は空調時間が拡大されました。
毎週開催されるイベント
大体、週3回くらいイベントがある
WeWorkの特長は人と人とをつなぐことに注力していることです。
なので各拠点で交流を生むためのイベントをたくさん開催しています。
18時から共用スペースの一角を使って、様々なイベントを開催しています。
そのイベントはWeWorkの入居者であればだれでも参加することができ、他の入居企業の人と知り合うことができます。
食事が出るイベントもあります。
毎週開催されるイベントはWeWork内に貼り出されます。
毎週月曜日は朝食がでる
毎週月曜日の11時にTGIM(Thank God. It’s Monday.)というイベントがあります。
毎回、変わったオシャレな食べ物が振舞われます。
入居企業を紹介、マッチングしてくれる
「こんなサービスを提供している企業はいませんか?」と、WeWorkのスタッフに探してマッチングしてもらうことができます。
協業先を探したりするときに便利です。
人材を探せる
WeWorkに入居しているメンバー用に、専用のWebサイトが存在します(後述)。
ここでは「こんなことができる人、いませんか?」と人材を探すことができます。
ちなみにこのWebサイトは全世界のWeWorkメンバーがアクセスしているので、英語が使えれば世界中から人材を探すことができます。
「ちょっとしたデザインをお願いしたい」とか「相談したいことがある」などがある時に便利です。
WeWorkメンバー用のサイト
全世界のWeWorkメンバーが利用している専用サイトがあります。いろんなことができます。
- WeWorkからのお知らせ確認
- フィードへの投稿
- 来客の登録
- 会議室の予約
- WeWorkメンバーとのチャット
- 求人募集
3つのプラン
共用スペースを使える『ホットデスク』
『ホットデスク』は僕が契約していたプランです。1ヶ月単位の契約です。
カフェのような共用スペースを24時間利用できるプラン。
WeWorkなんばスカイオだと、月額49,000円/人です。
金額は拠点によって異なります。
なんばスカイオのWeWorkは階段で3フロアが繋がっています。
ほとんどの人が、MacbookやSurfaceのようなラップトップ型PCを単独で利用しています。
僕はサブディスプレイがないとやりにくいので、モバイルディスプレイを併用しています。
これ、軽くておススメです。
使用感を書いてみました。
支払
ホットデスクは、請求書による支払はできません。
主にフリーランスといった個人利用を想定しているからか、支払方法はクレジットカードのみです。
ちなみに一応、請求書をWeWorkのメンバー用サイトからダウンロードすることができます。
宛名に社名を記載することもできるので、僕はこれを自社の経費精算用に使ってます。
利用できる人
契約している本人のみです。個人の契約になるので入室カードを複数人で共有することはできません。
来客があるときは会議室予約が必要
だれかにWeWorkへ来てもらう時は、会議室の予約が必要です。つまりお客様を共用スペースに招待することはできません。
平日の9時~18時以外は空調が止まる
土日祝も稼働する人や企業にはホットデスクは厳しいと思います。
自分用の座席を持てる『専用デスク』
『専用デスク』では自分だけが使えるデスクを持てます。
施錠可能なファイルキャビネットを使ったり、ディスプレイなどを置きっぱなしにできます。
機密書類用のゴミ箱もありますが、企業によっては使っていないそうです。
プリンターも使えます。
会社のオフィスとして使う『プライベートオフィス』
『プライベートオフィス』は透明の壁でできた施錠できる部屋を借りるプランです。
2人部屋、4人部屋など大きさによって料金が異なります。
壁が透明なので自社の製品やサービスのポスターなどを掲示して、広告エリアとしても使っている企業もあります。
とあるアパレル企業はマネキンを置いたりしてました。
企業オフィスに必要なものが揃っているので、スタートアップや新しい部門用に最適です。
ホットデスクを使って良かったこと
モチベーションが上がった
広いスペース、ゆとりのある空間、眺めの良い景色など、とにかく環境が素晴らしいので働いてて気持ちがいいです。自社オフィスが旧態依然としているので余計に感じます。
またなんばスカイオのWeWorkはベンチャー系の入居企業が多く、雰囲気が若く活発です。その雰囲気に身を置いているだけでモチベーションが変わってきます。
色んな企業の人と知り合えた
具体的なビジネスの連携にはならなくとも、ちょっとした相談や会話ができる社外の人ができるのはとても心強いです。
自社内にいるだけでは絶対に出会えない業種の人たちとの接点ができますし、そこからトレンドを肌で感じることができます。
他社の人と会うためにアポ取りがいらない
共用スペースで、すれ違い時の挨拶からの雑談が生まれやすいです。
また、話したいことがあれば直接オフィスまで行けるので、他社交流がとても楽です。
アポ取りのためのメールや電話、日程調整といったノンコアタイムに時間を使わなくていいので、コアタイムに時間を使えます。
結果的にどこでも働ける環境が手に入った
WeWorkで働くために、社外から社内ネットワークへアクセスできる環境を整備してもらいました。
これが結果的にWeWorkに限らず、どこでも働ける環境なので変化に対応しやすくなりました。
メールチェックのために社内に戻る必要もなくなりましたし、思い立った時に資料修正ができるようになりました。
お堅い会社でこれはかなり進歩です。