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【容量UP】Synology DS216jのHDDを交換してデータ移行した方法

ガジェット

NASのDS216jを使い始めて、もう5年の乃木介@Xです。

3TBのHDD2つを使ってミラーリング(RAID 1)してます。

この容量がいっぱいになってきたので、6TBのHDDに交換することにしました。(ちなみに最大8TBのHDDを使えるそうです)

待ち時間が長いですけど、作業自体はとても簡単でした。

本記事ではSynology DS216jのHDDの交換とデータ移行について書いています。

大まかな手順

1. Synology DS216jで使用中の2つのHDDのうち1つを、新しい6TBのHDDに交換する。

2. 交換した新しい6TBのHDDにデータコピー(同期)する。

3. もう1つの古いHDDを新しい6TBのHDDに交換する。

4. 先に交換した新しい6TBのHDDから、2番目に交換した新しいHDDにデータコピー(同期)する。

交換前と交換後の状態

交換前

HDD:3TB × 2

RAID:RAID1

3TBのHDDを2つ使ってミラーリングしていました。利用率は97%。パンパンです。

交換後

HDD:6TB × 2

RAID:RAID1

交換後は空き容量にだいぶ余裕ができました。

かかった時間

だいたい13時間くらいかかりました。

このうち12時間半くらいは待ち時間です。

1つ目のHDDの交換作業:15分くらい

1つ目のHDDのデータコピー:6時間くらい(待ち時間)

2つ目のHDDの交換作業:15分くらい

2つ目のHDDのデータコピー:6時間くらい(待ち時間)

使ったもの

HDD

6TBのHDDを2つ準備しました。

メーカーはIronWolf。

プラスドライバー

DS216jを開ける時やHDDの取り付け時にいります。

僕は画像のドライバーセットを使いましたが、精密ドライバーのほうがいいかも。ネジ穴への挿しやすさという点で。

エアダスター

DS216jを開けると、中のホコリがすごかったです。

それを吹き飛ばしてキレイにするために使いました。ティッシュだと限界あります。

手順

不要なデータを削除(必須ではない)

データ移行は移行するデータ容量が多ければ多いほど時間がかかります。

できるだけ早く終わらせたいので、不要なデータを削除しました。

結構あるんですよね、同じファイルが2つあったり「なんでこんなファイル置いてたんだろ」とか。

画像ファイルをAmazon Driveに移行(必須ではない)

Amazon Drive(Amazon Photos)は、画像ファイルを無制限に保存できます。プライム会員になると使えます。

NASのデータ容量を減らすために、全部の画像ファイルをAmazon Driveに移動させました。

これでまぁまぁ空き容量ができました。

警告ブザーをOFFにする

管理画面のコントロールパネルの『ハードウェアと電源』の『全般』タブを開いて、『ボリュームが劣化または障害を起こしています』のチェックを外します。

HDDを交換するとブザーが鳴るので、これを鳴らなくするための作業です。

NASの電源を切る

画面右上の人マークから『シャットダウン』をクリックして、NASをシャットダウンします。

下の画面に変わり、しばらくするとNAS本体の電気が消えます。

本体を開ける

背面の上下にあるネジを外します。(ファンのホコリが。。。)

ネジを外し、本体の外枠をずらすと開きます。

開けたらホコリが凄まじかったので、エアダスターで吹き飛ばしました。

エアダスターでホコリを吹き飛ばすとホコリが舞うので、室内でする時はご注意を。

HDDを1つ外して、新しいHDDを挿す

HDDは上がドライブ1、下がドライブ2です。

交換は、どちらから行っても大丈夫です。(片方のHDDが故障した場合の交換は、故障したHDDを交換するのでご注意を)

僕は上のドライブ1から交換しました。まずネジを外します。

ネジを外したら、HDDを掴んで横にスライドさせます。すると簡単に抜けます。

HDDを外しました。下段のHDDが見えます。

新しいHDDを挿し、ネジで留めます。

本体を閉め、電源をONにする

本体の外枠を閉めて電源に繋ぎます。

有線LANを使っているならそれも。そして電源をONにします。

本体前面下にあるボタンをちょっと長押しすると、電源がONになります。

ストレージマネージャを見ると、ドライブ1の容量が増えています。

ストレージマネージャは、画面左上のマークから開けます。もしくは、右上の検索フィールドで検索してもOK。

新しいHDDにデータをコピーする

古いHDDから、挿した新しいHDDへデータコピーを行います。

ストレージマネージャの『ストレージプール』の『ストレージプール』タブにある『操作』から、『修復』をクリックします。

『次へ』『OK』で進めます。

最後に表示される画面で『適用』をクリックすると、コピーが始まります。

進捗状況はストレージマネージャで確認できます。開始時はもちろん0%。

3時間後に約60%。

6時間くらいで完了しました。

2つ目のHDDを交換する

2つ目のHDDを交換します。

手順は1つ目のHDDと同じ。電源OFFにして、外枠開けて、HDD抜いて。

新しいHDDを挿してネジ留めます。

2つ目の新しいHDDにデータをコピーする

これも1つ目と同じ手順です。

約6時間後にデータコピーが終了しました。これで全部終了。

容量が増えました。

【まとめ】古いHDDは外付けHDDとして再利用

交換したことで古い3TBのHDDが2つ余りました。

HDDケースに入れて、外付けHDDとして使っています。

Macに繋ぐもよし。テレビに繋いで録画用に使うもよし。

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