【ユーザ歴8年】安いだけじゃない。IIJmioの格安SIMを使いつづける理由

ライフハック

IIJが提供する格安SIMを使い始めて8年が経ちました。

使い始め当初は、『ガラケー + iPod Touch + モバイルルータ』というかなりの重装備で、モバイルルータにIIJのSIMカードを挿して使っていました。今は通話機能付きのプランに変更してiPhone SE(第1世代)で使っています。

当時と変わって、今は格安SIMを提供する企業が20社以上に増えました。その中でも継続してIIJmioモバイルを使い続けているわけですが、相変わらず料金は安く月額1,700円程度。

この記事では、いちユーザーとして料金以外のIIJmioモバイルを使い続ける理由を書いてみました。

MVNO(格安SIM)って?

モバイル回線を格安で利用できる

MVNOは、モバイル回線契約を格安で提供している会社やサービスのことをいいます。

携帯電話などのモバイル端末は、SIMカードという薄いカードを使って通信をします。このSIMカードには電話番号情報が入っています。つまり、回線契約とSIMカードはイコールという感じです。

大抵の人は端末と回線をセットで契約するので、SIMカードを見る機会はあまりないと思いますが、各モバイル端末にはSIMカードが入っています。

僕のiPhone SEに入っているSIMカード

SIMカードを提供しているのは、モバイル端末の製造メーカーではなくNTTドコモなど大手キャリア会社や、mineoやDMMモバイルといったMVNO会社です。

大手キャリア会社は、NTTドコモ、ソフトバンク、auの3社です。この3社は自社で回線インフラを持っています。

一方、MVNOは自社で回線インフラを持ってはいません。代わりに、大手キャリアから回線を借りてサービス(SIMカード)を提供しています。

音声通話プランと、データ通信プランがある

どのMVNOも、音声通話プランとデータ通信プランを提供しています。

LINE MOBILE 料金プラン

音声通話プランは通話用の電話番号が使えます。大手キャリアで普通に契約するのと同じ内容ですね。

データ通信プランはデータ通信だけできます。電話番号を使った通話はできませんが、SafariやChromeでのネットサーフィンやInstagramといったネット接続はできます。

普通にスマホを使うのであれば、音声通話プランを選ぶのが良いですね。電話番号がないとLINEのアカウント認証ができませんし。

MVNOごとの違い

MVNOは、20社以上存在しています。大きな違いは以下の4つ。

  • ドコモ系かソフトバンク系かau系か
  • 料金
  • 通信速度
  • 通信データ容量

ドコモ系かソフトバンク系かau系か

先述のとおり、各MVNOは自社で回線インフラを持ってはおらず、大手キャリア(NTTドコモ、ソフトバンク、au)から回線を借りてサービスを提供しています。

なのでMVNOの会社やプランによって、ドコモ系の回線だったり、ソフトバンク系の回線だったりします。

この違いが影響として出るのは、電波が通じるエリアですね。

今まで使っている大手キャリアと同じものを選ぶのが無難と思います。

料金

各社、微妙に提供料金が違います。

データ通信容量が少ない代わりに、安いものだと1,100円くらいからあります。

個人的にはだいたい1,500円/月くらいが相場かと思います。

通信速度

MVNO各社によって通信速度に差があります。

これは地域や時間帯によるので、「このMVNOなら確実」というものはありません。

通信データ容量

どのMVNOのWebページを見ても、500MBとか3GBとデータ容量が書いてあります。これは、ひと月あたりに4G(LTE)で通信できるデータ容量を表しています。

mineo料金表

ひと月の通信容量が、このデータ容量を超えても繋がらなくなるわけではありません。代わりに回線が3Gに切り替わって通信が遅くなります。

InstagramやYouTube、TikTokなどデータ容量をたくさん使うアプリをよく使う人は、データ容量の多いプランを選ぶと良いですね。

どのMVNOを選んでも、料金に大きな差はない

現在は20社以上のMVNOが存在しています。各社の料金を見ても、大きな差はありません。

あるとすれば電波の繋がりやすさでしょうか。しかしこれも場所や時間といった条件によって差があり、「このMVNOが一番!」と一概には言えません。

電波状況の比較調査を掲載しているネット記事を見比べて、「ここは酷いな。。。」という会社を避ければどのMVNOでもまぁ大丈夫なんじゃないでしょうか。

IIJってどんな会社?

IIJmioモバイルを提供しているのは、株式会社インターネットイニシアティブ。略してIIJと呼ばれています(最後のJはJapan)。

CMや広告を出していないので一般の知名度は低いですが、その歴史は古く、1992年に日本で最初のインターネット接続事業者として創業しています。

特にインターネットやネットワーク関係の仕事をしていると、かなりの確率で接する機会のある業界の有名企業です。

規模もかなり大きく、売上は2,000億円超。企業向けのネットワーク環境やシステム構築など提供してきたいわゆるITインフラ企業です。

企業のITインフラを提供していることや、NTTや伊藤忠テクノソリューションズといった大企業が株主ということもあり、かなり堅実でしっかりした文化の企業です。

僕がIIJmioモバイルを使う理由は安心感

動作確認など、対応が早い

新しいモバイル端末が発売されたりOSがリリースされたりすると、IIJはいち早く動作確認をして発表します。

NTTが株主

運営会社のインターネットイニシアティブの株主にはNTTがいます。NTTが「もう回線を貸してあげない」となる可能性が他社に比べて低いと感じます。

業界をリードする活動をしている

IIJは、IIJmio meetingとMVNO業界に関するイベントを頻繁に開催したり、IIJのエンジニアの人が運営する公式ブログを運営したり、情報発信を積極的に行っています。

公式ブログでは、自社サービスだけでなく「SIMカードがロックされてしまったら」といったどのMVNOユーザにも役に立つ情報が発信されています。

また、業界では最初にeSIMの提供を開始したMVNO事業者でもあります。

特に困っていない

3つ書きましたが、そもそも困ったことがないんですよね。料金は他社とほぼ同じ水準だし、Web上ですべての手続きができるし。

繋がりにくさもあるけど、それはどの回線でも起こっていることなので、乗り換えようと思ったことはありません。時間や場所によって回線速度は大きく変わるし、乗り換えてカイゼンする保証はないですし。

IIJmioモバイルの内容

IIJmioはIIJのブランドの1つで、モバイル端末向けの格安SIMやインターネット回線を提供しています。

IIJmioで提供されているサービスは大きく2つです。この記事で触れているのは、IIJmioモバイルです。

  • IIJmioモバイル(格安SIM)
  • IIJmioひかり(ひかり回線)

IIJmioモバイルを契約すると格安SIMを使えます。3つのプラン、3つのSIMタイプ、2つの回線タイプがあります。

3種類のプラン

3つのプランの違いは、月に使えるデータ容量とSIMカードの発行上限数です。

ミニマムスタートプラン

  • 4G回線を、月に3GBまで使える
  • SIMカードを2枚まで発行できる
  • 個人利用に向いている

ライトスタートプラン

  • 4G回線を、月に6GBまで使える
  • SIMカードを2枚まで発行できる
  • 個人利用に向いている

ファミリーシェアプラン

  • 4G回線を、月に12GBまで使える
  • SIMカードを10枚まで発行できる
  • 複数人利用や、複数端末を使う人に向いている

3つのSIMタイプ

IIJmioモバイルには3つのSIMタイプがあります。普通にスマホを使うなら音声通話機能付きSIMが良いです。

データ通信SMS
(ショートメッセージ)
音声通話
(電話番号発信)
向いている端末
音声通話機能付きSIM携帯電話
SMS機能付きSIM携帯電話
データ通信専用SIMモバイルルーター
タブレット

2つの回線タイプ

IIJmioモバイルには、2つの回線タイプがあります。主な違いは通信エリアですね。

タイプD

  • NTTドコモの回線

タイプA

  • auの回線

個人的にはNTTドコモのほうがエリアが広いので、タイプDがオススメ。使う携帯電話がSIMロックフリーや、元々NTTドコモの回線を使っていた端末であれば問題なく使えます。

ですが、auで購入した端末やau回線で使っていた端末であれば、タイプAにしないと繋がらない可能性があります。

僕の利用プランと費用

ミニマムスタートプランを利用中

僕が使っているのは、IIJmioのミニマムスタートプラン3GB タイプD。ドコモ系の回線です。

SIMロックフリーの香港版iPhone SE(第1世代)に挿して使っています。タイプDなのでiPhone SE画面上部左に『docomo』と表示されています。

支払は月1,700円くらい

下の画像は2020年5月の利用料。1,624円です。(2,164円のうち120円+400円は母親のiPhone用に追加したSIMカード利用料)

僕は電話番号による通話をほとんどしないので、毎月の請求額は基本料金の1,600円に毛が生えたくらい。

僕は3GBで十分

僕はスマホではチャットやニュースサイトくらいしか見ないので、3GBで十分足りています。

月の容量が足りなくなったら、100MBごとに220円で追加購入できます。買ったことはないですが。

大抵の人は3GBでは足りないと思いますので、6GB使えるライトスタートプランや、多く使う月だけ20GBや30GB分の容量を追加するデータオプションをつけるのがいいと思います。

データオプション / IIJmio料金・仕様

感じている価値は、安さ一択

先程書いたとおり、僕が支払っている金額は月にだいたい1,700円くらい。

例として同じ容量3GBのNTTドコモのギガライト(〜3GB)だと4,378円。

おてがる料金シミュレーション / NTTドコモ

その差額は月に2,754円。年間だと約3.3万円も安くなります。

みんなドコモ割で3回線以上契約した場合の1,000円割引が適用されても、年間約2.1万円安くなります。

個人的なデメリットはあまりない

8年間使ってきて、正直困っていることはありません。普通に使えてますし。

出勤時間や昼休みなど回線が混雑する時間帯はもちろん遅くなりますが、NTTドコモと契約している社用スマホより繋がる時もあります。「このMVNOなら、いつでもどこでも確実に速い」なんてことは言えないわけです。

カイゼンして欲しい点を強いて挙げるとすれば、みおふぉんダイアルでしょうか。

みおふぉんダイアルの時間差

IIJmioモバイルでは、『みおふぉんダイアル』という通話アプリが提供されています。このアプリを使って通話すると、通話料が安くなります。

通常発信:20円/30秒

「みおふぉんダイアル」利用時:10円/30秒

なんですが、みおふぉんダイアルで通話すると、若干の時間差を感じます。

昔の衛星放送のような酷いものではありませんが、IP電話と同じような感じ。体感で0.5秒くらい。

これがカイゼンされると嬉しいです。まあ、電話番号発信をほとんどしないので全く困ってないですが。

ところで、この不満を感じてる人ってあまりいないみたいですね。軽くググっても出てこない。

一般的なデメリット

僕は感じてませんが、一般的なユーザにありえるデメリットを2つ挙げてみます。

LINEの年齢認証ができない

大手キャリアのSIMカードであれば年齢認証ができますが、IIJmioモバイルのSIMカードでは年齢認証ができません。

というか、MVNOではLINE MOBILE以外では年齢認証ができません。LINEでID検索ができないわけです。

QRコードの友だち追加やURLで対応できるので、個人的には全く困ってません。

通話料が高い

IIJmioモバイルの通話料は20秒/30円。1分話すと90円にもなります。

先述のとおり『みおふぉんダイアル』を使えば少し安くなりますが、電話番号での発信を頻繁に使う人は通話量が高くなります。

オプションでかけ放題オプションがあるので、これを使うことで対応はできます。

通話定額オプション / IIJmio

【まとめ】とりあえずIIJmioでいいんじゃない?

デメリットに書いた内容があまり気にならない人なら、IIJmioモバイルでも問題ないと思います。

またeSIMに対応しているモバイル端末を持っている人なら、IIJmioモバイルをeSIMで使えますし。

iPhoneだと、以下の端末がeSIMに対応しています。

  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR

タイトルとURLをコピーしました