デスク環境がまた快適になってしまった乃木介@Xです。
在宅ワークが中心になったことで、家のデスクで作業する時間が増えました。
快適な在宅環境にすべくWeb会議用のマイクを買ったり、ウルトラワイドモニターを買ったりと、ちまちまアップデートしてきました。
で、唯一積み残しとなっていたイス。ようやくエルゴヒューマンプロに買い替えました。
高かったけど価値ありましたわ。いやー買って良かった。寝落ちするくらい良いです。
WORKAHOLICで実際に座って決めた
WORKAHOLIC(ワーカホリック)は、東京の馬喰町にあるワークチェア専門店。
国内外16メーカーのワークチェア60脚があり、コンシェルジュのサポートを受けながら座り比べができます。(有料)
ここで2時間、色んなイスに座りまくって決めました。
ちなみに買ったエルゴヒューマンプロはWORKAHOLIC特注モデルのブラックエディション。
オンラインだと楽天かYahoo!ショッピングで購入できます。
Amazonでは売っていないのでご注意。
WORKAHOLICで買ったら、完成品で届きました
組み立て不要でラクチン
エルゴヒューマンプロ オットマンを選んだ5つの理由
座った時の背中の感覚がしっくりきた
コンシェルジュの方によると、
- 人によって体型が違う
- 使い方、使うシーンも違う
- イスと併せて使うデスク環境も違う
- なので、誰にでもピッタリ合うイスはない
とのこと。うんうんなるほど。
で、イスに座る時はお尻をイスの前方にずらして座るのではなく、深く座り、背中を背もたれに預けるのが良いんだそうです。
座った姿を横から見た時、人間の背骨はS字になることで負荷を分散するので、イスもその形に合うのが良いそうです。
なので座って背もたれに背中を預けた時に、背もたれ下部が腰のS字にしっくりくるものを探しました。
とはいえ頭でっかちにならず、座った時にしっくりくる感覚が大事とのこと。
そんなこんなで何十脚と座って、エルゴヒューマンプロとオカムラのバロンの2つまで絞りました。
そして最終的には、以下に書いた他の理由でエルゴヒューマンプロに決めました。
特に腰に当たる部分(ランバーサポート)がちょうどよかったです。
このランバーサポートは高さ調節できます。
ヘッドレストがある
僕はデスク前で座っている時間がかなり長いです。在宅勤務の日は10時間以上座っていると思う。
Apple Watchの「立ちなさい通知」に促されて立ったりもしますが、疲れた時は背中も頭もイスにもたれかかりたい。
なんならそのまま眠ってしまいたい。
エルゴヒューマンプロにはヘッドレストがあり、僕の体にしっくり合うよう調節できました。
ちなみにヘッドレストは上に向けたり、下に向けたりと角度調節できたり、
高さも調節できます。
かなりリクライニングできる
エルゴヒューマンプロはかなりリクライニングできます。
僕はデスクで仕事の他に、暇つぶしのネットサーフィンや動画視聴もするので、ゆったり過ごせるイスを探していました。
最大までリクライニングすると、かなりの角度です。
写真で見るとそこまでですけど座面が浮き上がっています。
そういうこともあって、実際に座ると160度くらい傾いているように感じます。
オットマンがある
リクライニングしたら脚が浮いちゃうので、オットマンが欲しくなるわけで。
オットマンを付けると、その分ちょっと費用がかかります。
ですが「良いイスを買って、快適な在宅ワークをするんだ!」と意気込んでいたので買っちゃいました。僕にとっては買って正解でした。MacでNetflixやYouTubeを見る時間が多いので。
このオットマンも角度調節できますし、使わない時は座面の裏側に収納できます。
オットマンの使い方は付属のマニュアルに書いてました。
イスにゆっくり座ることがなければ、オットマンはいらないかもですね。
調整できる箇所が多い
上で触れた以外にも、調整できる箇所がたくさんあります。
- イスの高さ
- 座面の前後位置
- 座面の角度
- ヘッドレストの高さ
- ヘッドレストの角度
- ランバーサポートの高さ
- リクライニングの硬さ
- リクライニングの角度固定
- アームレストの高さ
- アームレストの角度
- アームレストの前後左右位置
- オットマンの角度
調整できる箇所が少ないイスだと「仕方ないか」と我慢しながら座る必要がありますが、エルゴヒューマンプロは細かく調整できます。
実際に使って感じた、良かったこと
疲れない
良いイスってほんとに疲れないんですね。
長時間座った後でも、体がバキバキになることがなくなりました。
蒸れない
僕が買ったエルゴヒューマンプロはメッシュ生地(クッションもあるそうです)。
長時間座ってても蒸れないのが気に入っています。
ソファで仮眠すると暑くて蒸れるのがイヤなんですけど、これは全く蒸れないです。
なおメッシュかクッションかは、完全に好みだそうです。
メッシュ生地の場合、座った時に座面の縁が太ももに当たって痛く感じる人もいるそうです。
寝れるくらい座り心地がいい
先述の通りエルゴヒューマンプロはかなりリクライニングできます。
「寝れたとしてもベッドじゃないしな」と思ってましたけど、想像以上に寝心地が良いです。
以前使ってたイスだと、寝て30分もすると体の痛みで起きてたのに全くそれがありません。
リクライニングを最大まで倒してオットマンに足を載せたら、普通に1時間寝てました。このオットマンがいいのよー。
さらに良いのか悪いのか「まだ寝れる」と二度寝してしまうことが頻繁に。
モニターが見やすくなった
僕のデスクではウルトラワイドモニター2つを上下に配置しています。
エルゴヒューマンプロのおかげで、上側のモニターが非常に見やすくなりました。
僕は「ちょっと長めの動画を見る時は、ぐーたらな体勢で見たい」です。
なので動画を上のモニターで再生し、エルゴヒューマンプロを最大までリクライニングさせて頭をヘッドレストに置き、自堕落な体勢で見ています。
まるでプラネタリウムを見るが如く。
この体勢が楽すぎて、ソファに座ってテレビを見る時間が減りました。良いのか悪いのかわからんけど。
注意点
重たい
公式によると32kgもあるそうです。めちゃ重い。
1人で持ち上げるのは不可能に近いかと。
自宅やオフィスに配送されてくる時はご注意を。
床は保護すべし
床に傷がつきにくいPUキャスターというのが使われていますが、床には何か敷いた方がいいと思います。
体重67kgの僕が座われば、合計99kg。およそ100kgを5つのキャスターで支えるわけですから。
僕は厚さ4mmのチェアマットを敷いています。
【まとめ】イスは実際に座ってみるべし
「買って本当に良かった」と思ってますが「誰にでもオススメ!」とは思っていないです。
なぜならイスは人によって体型や利用シーン、感じ方が異なるからです。
まぁエルゴヒューマンプロくらいになると、だれが座っても最低限の座り心地は満たすとは思います。
ともあれ金額が金額なので、後悔しないようにまずは実際に座ってみることをオススメします。
ちなみにヘッドレストやオットマンが不要な人は、Palmwork Chairもオススメ。120日以内なら返品・返金可能(返送時の送料は必要)なので、自宅で実際に座って試せます。