少しでももらえるなら、ほんと助かる。。。無事もらえました。(旅行系や外出に関する記事はコロナの影響をもろに受けますな。。。)
持続化給付金の申請には『収受日付が記載された確定申告書の控え』が必要なのですが、ない場合は納税証明書を添付することで申請できます。
僕は、その『収受日付が記載された確定申告書の控え』がなかった状態。さっそく税務署で納税証明書をもらい、申請しました。
持続化給付金の支給対象となる個人事業主の条件って?
以下3つ全てに当てはまることが条件だそうです。
- 2019年以前から事業による売上があって、今後も事業継続する意思がある人
- 2020年のどこかの月の売上が、2019年の同月と比べて50%以上減っている人
- 前年度分の収受日付が記載された『確定申告書の控え』がある人 ※僕はこれがなかった
2019年以前から事業による売上があって、今後も事業継続する意思がある人
2019年『以前』とあるので、2019年も含まれますね。
2020年のどこかの月の売上が、2019年の同月と比べて50%以上減っている人
これは、青色申告した人と、白色申告した人で、ほんのちょっぴり異なります。
青色申告した人の場合
例えば売上が、
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
2019年 | 50万円 | 50万円 | 50万円 | 50万円 |
2020年 | 50万円 | 50万円 | 20万円 | 10万円 |
前年同月と比べて減った割合 | 0% | 0% | 60% | 80% |
という人がいたとします。
この場合、2020年の3月と4月の売上が前年同月と比べて50%以上減っているので、この人は申請できます。あ、さっきの条件『2019年以前から事業による売上があって〜』にも当てはまっていれば、です。
ただし、
- 青色申告決算書を提出していない
- 青色申告決算書に月間事業収入の記載がなかった
という人は、下に書いてある『白色申告した人の場合』の方法で売上を比較します。
白色申告した人の場合
2019年の年間売上を12で割った数字、つまりひと月あたりの平均売上を、2020年の各月と比較します。
なので、例えば2019年の年間売上が360万円だったとすると、ひと月あたりの平均売上は30万円。この30万円を2020年の各月の売上と比較して、50%減っている月があれば対象に入ります。
今のところ、50%減の月がなくても大丈夫
この持続化給付金の申請期限は2021年1月15日。
なので、現時点で条件に当てはまる月がなくても、今後、申請期限までに月間売上が50%減になる月が発生すれば申請できます。もちろん、2021年1月15日までに申請手続きが間に合えばですが。
前年度分の『収受日付が記載された確定申告書の控え』がある人 ※僕はこれがなかった
毎年の確定申告時に確定申告書を郵送する際、
- 確定申告書の控え
- 切手を貼った返信用封筒
をちゃんと同封しておくと、『収受日日付が記載された確定申告書の控え』が返送されます。僕は返送してもらってたんですが、なくしちゃった。。。
が、その場合でも『納税証明書』を税務署からもらって、添付して申請すればOKとのこと。
確定申告書第一表の控えには収受日付印が押印(税務署において e-Tax により申告した場合は、受付日時が印字)されていること、e-Tax による申告の場合は「受信通知」を添付すること。ただし、収受日付印(税務署において e-Tax により申告した場合は、受付日時の印字)又は「受信通知」(以下「収受日付印等」という。)のいずれも存在しない場合には、提出する確定申告書類の年度の「納税証明書(その2所得金額用)」(事業所得金額の記載のあるもの)を提出することで代替することができる。この場合、収受印等のない確定申告書第一表の控え、及び所得税青色申告決算書の控えを用いることができる。
中小企業庁 持続化給付金申請規程個人事業者等向け(PDF)
納税証明書は、Webから申請して税務署でもらってきました。その時の手順を↓別記事にまとめています。
5種類の申請書類を準備した
通常は4種類です。
- 確定申告書の控え
- 2020年の対象月の売上台帳
- 通帳の写し
- 本人確認書類
なんですが、この記事のタイトルの通り、僕は『収受日付が記載された確定申告書の控え』がないため『納税証明書』が加わって5種類必要でした。
- 確定申告書の控え
- 2020年の対象月の売上台帳
- 通帳の写し
- 本人確認書類
- 納税証明書
確定申告書の控え
僕は青色申告なので、『確定申告書第一表(1枚)』と『所得税申告決算書(2枚)』、白色申告の人ならば『確定申告書第一表(1枚)』です。
確定申告書類はfreeeで作っているのですが、2019年分の確定申告書もfreeeからダウンロードできました。助かる。
↓の画面でダウンロードできました。
2020年分の対象とする月の売上台帳等
前年同月と比べて50%減の月の事業収入額がわかればなんでもOKだそうです。データの保存形式はPDF・JPG・PNG、だそうです。
フォーマットの指定はありませんので、経理ソフト等から抽出したデータ、
持続化給付金事務局 持続化給付金申請要領(申請のガイダンス)個人事業者等向け(PDF)
エクセルデータ、手書きの売上帳などでも構いません。
書類の名称も「売上台帳」でなくても構いません。ただし、提出するデータ
が対象月の事業収入であることを確認できる資料を提出してください。
(2020年●月と明確に記載されている等)
これもfreeeからPDFをダウンロードしました。『レポート』の『仕訳帳』を開き、、、仕訳帳で対象月を指定して、『インポート・エクスポート』からPDF出力しました。
【追記:2020年5月26日】
freeeのヘルプを見ると間違ってました。。。参考にされた方、申し訳ありません。。。再申請しなきゃ。。。
会計freeeでは「売上高」の「総勘定元帳」が「売上台帳」に相当します。
次の手順により、「売上高」の「総勘定元帳」を出力することができます。
1. 画面上部のメニューバー[レポート]から[総勘定元帳]をクリックします。
2. 「勘定科目名」から[売上高]をクリックします。
3. 「表示期間」項目にて任意の月の月初〜月末までの期間を指定し[絞り込む]ボタンをクリックします。
freeeヘルプセンター 新型コロナウイルス感染症に関わる融資や持続化給付金申請時の添付書類の出力方法は?
売上高が0円の帳票を出力する場合は、損益計算書を使うとよいそうです。
なお、「売上高」が「0円」の帳票を出力したい場合は該当期間の「損益計算書」の出力でご対応ください。
1. 上部メニュー「レポート」の「試算表」→「損益計算書」を開きます。
2. 以下の内容で絞り込みを行い、「絞り込む」をクリックします。 表示刻み:日次または月次 表示期間:該当の期間に合わせる
3. 該当期間で絞り込んだ「損益計算書」を出力します。
freeeヘルプセンター 新型コロナウイルス感染症に関わる融資や持続化給付金申請時の添付書類の出力方法は?
通帳の写し
以下の情報が確認できれば、通帳でもネットバンクの画面でもいいそうです。
- 銀行名
- 支店番号
- 支店名
- 口座種別
- 口座番号
- 名義人
僕はジャパンネット銀行の『Welcomeページ』の上部と、『お客様口座情報紹介』の2つをキャプチャして提出しました。
本人確認書類
以下のいずれかだそうです。
- 運転免許書(両面)(返納している場合は、運転経歴証明書で代替可能。)
- 個人番号カード(表面のみ)
- 写真付きの住民基本台帳カード(表面のみ)
- 在留カード、特別永住者証明書、外国人登録証明書(両面)(在留の資格が特別永住者の ものに限る。)
※この4つがない場合は、以下2つで代替できる - 住民票の写し及びパスポートの両方(パスポートは顔写真の掲載されているページ)
- 住民票の写し及び各種健康保険証の両方
僕は、個人番号カード(マイナンバーカード)をスマホで撮影して提出しました。
納税証明書
受日日付が記載された『確定申告書の控え』を持ってない場合は、収受日付のない『確定申告書第一表(1枚)』と『所得税申告決算書(2枚)』に納税証明書を加えて提出することで申請できます。
僕は、税務署に請求して、現物を取りに行き、スキャンしてPDF化しました。
書類のスキャンは、SacnSnap iX100を使ってます。家で紙をスキャンできるようになり、小さくて便利ですよ。
持続化給付金をWebから申請した
ようやく必要書類が整って、持続化給付金申請サイトから申請しました。
申請時には、以下の情報を手元に準備しておくと申請フォーム入力が楽になると思います。
- 設立年月日(開業日)
※2018年以前の創業で、日付がわからない場合は、近い日付でいいとのこと - 2019年の年間事業収入
- 売上が減少した月の事業収入
- 売上が減少した月の前年度の売上額
申請内容に問題なく、振り込みされると通知書が届くそうです。受理されますように。
【2020年6月11日追記】
無事、振り込まれました。よかったよかった。