小さな力持ち。
最近、仕事柄カバンが重たくなってきて「ちょっとでも軽くしたい」と思ってるところにAnker PowerCore 10000 PD Redux 25Wが発売されてました。
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wは小さなサイズにも関わらず、10000mAhの大容量が特長のモバイルバッテリー。
しかもPPSという急速充電の規格にも対応しており、充電先がPPS対応していればPD以上の速さで充電できます。
開封
いつもの爽やかなAnkerのパッケージ。
本体、専用袋、充電ケーブル、ストラップ、ペーパー類が入っていました。
大きさは約107mm × 約52mm × 約27mm。重さは約197g。
縦横の面積で見るとiPhone SE (第1世代)より小さいです。
片手で掴める大きさ。
上面にはバッテリー残量を示すLEDとボタン。
LEDライトの点灯数でバッテリー残量が分かります。
LED1個点灯 | 0~25% |
LED2個点灯 | 25~50% |
LED3個点灯 | 50~75% |
LED4個点灯 | 75~100% |
ストラップ用の穴もあります。
ここに付属のストラップを付けられます。
ポートはUSB-CとUSB-Aの2つ。
USB-CはPPSに対応しており最大で25W出力。充電先がPPS非対応でも最大20Wで充電できます。
2つのポート両方を同時に使うと、各ポートは最大15Wになります。
本体を充電する時はUSB-Cポートから行います。
ケーブルは両端がUSB-C。
そして片方にはUSB-Aに変換できるアダプタが付いています。
特徴
10000mAhの大容量
AnkerによるとiPhone 12なら2.3回、Galaxy S21なら1.7回、iPad mini 5なら1.3回充電できるそうです。
後述してますが、iPad Air (第4世代)だと94%まで充電できました。
それからiPhone SE (第2世代)だと、3回は余裕で充電できそうです。力持ち。
急速充電できる
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25WはPPSという急速充電の規格に対応しています。
充電先がPPS対応していれば、PD以上の速さで充電できます。
iPad Air (第4世代)を充電してみた
バッテリーが空っぽのiPad Air (第4世代)をPowerCore 10000 PD Redux 25Wで充電してみました。使ったのはUSB-Cポート。
使ったケーブルはAnker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル。100Wまで対応しています。
約50分で約50%充電。
約1時間半で80%充電できました。
PowerCore 10000 PD Redux 25Wのバッテリー全てを使うとiPad Air (第4世代)を94%まで充電できました。
測ってみると23.07W。最大25Wは伊達じゃないです。(後で測ったら19.14W。なんでこの時は23Wも出たんだろう)
ちなみにUSB-Aポートで充電すると13.13Wでした。
iPhone SE (第2世代)を充電してみた
同じように、バッテリーが空っぽのiPhone SE (第2世代)をPowerCore 10000 PD Redux 25Wで充電してみました。
使ったケーブルはAnker PowerLine III Flow USB-C & ライトニングケーブル。20Wまで対応しています。
約30分で約50%充電。
約50分で80%充電できました。
100%まで充電してみると、残量を示す4つのLEDライトのうち3つが点灯していました。あと2回は余裕で充電できそうです。
出力を測ってみると10.26Wでした。
低電流モードがある
ボタンを2回押すとLEDライトの1つが緑に光って、低電流モードになります。
これでワイヤレスイヤホンのような、低電流で充電するガジェットも問題ないです。
ちなみに低電流モードに切り替えずに接続しても、勝手に低電流になってました。かしこい。
本体は約3時間でフル充電
便利なのがUSB-Cポートが、出力にも入力にも対応していること。
Ankerによると約3時間でフル充電できるそうです。
本体充電時の出力を測ってみると15.85Wでした。
【まとめ】大きめのスマホでも安心
iPhone 12なら2回フル充電できる大容量。なのに片手で持てるくらいの小ささ。
そろそろiPhone SE (第1世代)を買い換えようと思っていたので、奇しくもその下準備になりました。
急速充電もできるので、外出先でバッテリーが切れても安心です。いい買い物。
ちなみに薄いモバイルバッテリーのほうが良ければ、同じ大容量でAnker PowerCore Slim 10000 PD 20Wもあります。