出社がマストではない会社で働いていると家で働くことも多くなります。そしてコロナの影響で在宅ワークが半ばマストになりました。
2年間在宅ワークを経験して「あったほうが色々と捗る」と感じたものをご紹介します。
「一般的に必要なモノ」というより「僕が必要と感じているものや、欲しいもの」って感じかも(笑
広いデスク
PCで作業できるスペースがあれば最低限仕事はできますが、広いほうが良いですよね。
飲み物を置いたり紙面を広げたりしますし、そもそも狭いと窮屈感があってストレスが溜まります。
僕はMacBook Airを外部モニターに接続して使ってて、このMacBook Airが意外とデスクの面積を取ってしまいます。特に、何か書類を書きたい時は意外とスペースがなくて窮屈です。
ちなみに、今使っているデスクは↓のような120cm × 70cm。「ちょっと大きいかな」と思って買いましたが、正直もっと広いほうがいいくらい。これより狭いと気分的にキツイなぁ。
欲を言えば、IKEAのカールビーを天板にしたデスクがめちゃ欲しい。かったのですが、売り切れなので、天板を自作して電動昇降式デスクを作りました。
良いイス
一日中座り続けるわけですから、お金を一番かけても良いものと思います。
作業に没頭すると気付いた時には腰に疲れが来始めた後。一度、疲れを感じると集中力の持続に影響しますし、何より在宅だとテレビや本など他の誘惑に負けやすくなります。
今使っているイスはエルゴヒューマンプロ オットマン。最高です。
ヘッドレストやフットレストが不要であれば、Palmwork Chairがオススメ。120日以内なら返品可能なので、自分のデスクでじっくり試せます。
速いPC
PCはヘンにケチってはだめと感じています。
事務作業だろうが、プログラミングだろうが、動画編集だろうが、作業に関係なくPCのスペックは高い方が良いです(限度はありますが)。たとえ事務作業でも、Excelファイルが開く時間が遅ければ、それだけ生産性が下がるわけですから。
また、在宅ワークだとブラウザを開いたりExcelやPowerPointなどで作業をしながら、
- ZoomなどのWeb会議ツール
- マイク
- カメラ
などを同時利用する機会が多くなります。つまりPC上で同時に起動するアプリケーションの数が増えるため、PCへの負荷が多くなります。
スペックが足りないとPCの発熱量が増え、音声や画像がカクつくなどしてWeb会議にもスムーズに参加できなくなるので、それなりのスペックのPCがあるほうが安心です。
事実、今僕はMacBook Air(Early 2015)を使ってますが、少し長めのWeb会議やオンラインセミナーに参加すると、発熱量がとても多くなり、画面がカクつき始めます。
【2020年12月6日追記】今は、M1チップ搭載のMac miniを買って使っています。超快適です。
でかいモニター
広いモニターは生産性に直結します。デュアルモニターに慣れてしまった今、1画面で仕事するとストレスが半端ないです。
結構満足してるんですが、もう少し横幅のあるモニターが欲しいです。ウィンドウを2つ並べた時にもっと見やすくしたい。
ただし注意点はモニターは縦にも横にも大きければ良いというものではありません。一度、40インチのモニターを使ったことがありますが、縦の視点移動が多くて頭痛に悩まされたことがあります。個人的にオススメは横に長いウルトラワイドモニターです。
あと、ずっと画面を見ていると眼が疲れてきます。モニターの周辺を明るくすると疲れが軽減され(る気がし)ます。
速いインターネット回線
Web会議が当たり前な状況で、遅い回線は死活問題。
在宅ワークをする人が増えた影響で自宅のネット回線が遅くなっている知人が多いです。特にマンションの共用ネット回線を利用している人がそうなっています。
共用ネット回線はマンション内の各住人と回線を共有するので、利用者が増えれば速度が落ちます。またセキュリティ面でもあまりオススメはしません。個別で回線契約したほうが良いです。
またIPv4ではなくIPv6で接続できた方が回線速度は増します。なのでIPv6接続に対応しているプロバイダーのサービスと契約すると快適になります。
今はIIJmioひかりのIPoEオプションを利用してIPv6接続しています。実測で250Mbpsくらい出てて快適。
Web会議用のマイク
映像の画質も大事だと思いますが、優先度が高いのは音質です。
Web会議で相手の声が聞き取りにくいとかなりストレスになります。あまりにひどいと「電話にしません?」と言いたくなったりします。
PCに接続するマイクで個人利用ならUSB接続できるコンデンサーマイクが良いと思います。
今はMovo VXR10を使っています。安めでコンパクトでいいですよ。
スマホなら外付けマイクをつけるだけで音質はかなり向上します。
Web会議用のカメラ
ネットワーク環境とマイクの音質が十分であれば、次はWebカメラ。相手が自分の顔を鮮明に見られるほどストレスは少なくなるはず。また画質が良いと、なぜか自分も気分が良くなります。
キャプチャーボードを買ってミラーレスカメラをWebカメラとして使うと、画質が飛び抜けて良くなります。(もちろん使用するレンズにもよりますが)
休憩用のソファ
ずっとデスクチェアに座りっぱなしではなく、合間合間にソファでノートPCを叩きながら仕事もします。オフィスほど広くない自宅だからこそ、作業できる場所の数だけ気分転換ができる場所を得ることになります。
あまり居心地がいいと動けなくなるので危険です(笑
外部キーボード
仕事中でもプライベートでもPCで色んなアプリやWebサイトを開きます。そして色んな操作をします。
Stream Deckはそれらの操作をボタン1つでカンタンにできるようにするガジェットです。
Zoomのマイクやカメラのオン・オフや画面共有をボタン1つできたり、自分でボタンを作れたり色々楽しいです。
エスプレッソマシン
今、一番欲しいものがこれ。コンビニまでコーヒーを買いに行かずに済む、、、とすごい居心地がよくなるんだけど。家の中にコーヒーのいい匂いを漂わせたい。
【2020年6月28日追記】
ネスプレッソマシンを買いました。超快適。
緑(観葉植物)
やっぱり視覚的に安らぐものがないと目が休まらないですね。小さな緑をデスクに置くだけでもだいぶ雰囲気が変わります。ドライフラワーもいいと思います。
筋トレ器具
ジムに行けない状態なのでケトルベルでがんばってます。広い土地さえ持っていたら、プライベートジムを造るのに。今回ほど土地が欲しいと思ったことはない。。。
宅配ボックス
在宅勤務が多いと(なぜか)オンラインで買い物がすることが多くなり、宅配を受け取る回数が増えます。
それだけ仕事から手を離さなくてはいけなくなるのであると超便利、、、なんだけど、僕が住んでいるマンションでは置く場所がないので断念中。。。
【まとめ】家の生活環境のカイゼンにもなる
在宅ワークの環境を良くしようとすると、自然と生活に関わる部分もカイゼンすることになります。
また自宅にいる時間が増えるということは、それだけ自宅の改善点が目につくということです。
仕事の生産性を上げる、という視点だけでなく家を快適にするという視点を持つと自宅がより快適になると思います。